河川の蛇行

上空からの映像を見ると施設近くで小本川が大きく蛇行しているのがわかる。
今回ではなく、なぜ普段からの被害想定を行っていなかったのだろう。

蛇行した箇所では当然水は滞留しやすい。
記録的短時間大雨情報が出るような状況を考慮した被害想定が事前にあれば
いち早く避難勧告・避難指示が出せたハズだと思う。

荒川区も町屋から南千住の間にかけて、隅田川が蛇行し川幅がやや狭くなっている
箇所がある。加えて京成電鉄・常磐線・日比谷線などの橋脚部分で堤防に窪みがある。

つい先週区の防災課が作成した「荒川区防災地図（水害版）」↓が各世帯に配布された。

　https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/sonae/suigaimap.files/suigaiban1.pdf
　https://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/sonae/suigaimap.files/suigaiban2.pdf

記載されている想定上の最悪被害は想像をはるかに上回るものだった。
河川の流域にある市町村では日頃からこのような情報を積極的に発信する義務が
行政側に課せられているのではないだろうか。

■避難勧告出さず「甘かったと反省」　岩泉町長が陳謝
(朝日新聞デジタル - 09月01日 12:59)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4171489