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2016年06月08日06:09

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強引な卒業

先日、昨年末にアイソトープ治療のために入院していた病院に行ってきました。
「その後いかがですか?」と言われ、まだ相変わらず痛む耳の下あたりをさすりながら、「ここが痛いんです。味の濃いものや酸っぱいもの食べる時など」と状況を伝える。すると、この治療の副作用として、稀に唾液が出にくくなったり、重症の場合はシェーグレン症候群になったりすることもある、しかしそれはごく稀なケース、との説明がありました。私がそれに当てはまるのかは触れることもなく、その後、二回目の治療どうされます?と聞かれ、「もういいです」と答えました。
長い食事制限、放射線内服治療のための一週間の幽閉、その後の味覚障害、そして耳下腺の痛み、それと引き換えるに相当する効果もよくわからない中で、やっと普段の生活に戻ったものを再び犠牲にはしたくないという思い。
「それではこちらでの治療は、終了ということで、主治医の先生にお手紙出しておきますね」
あ、そうなんですか。あっさり終了というか、強制終了ですね。しかも、私からそのボタン押した的な。
「お世話になりました」と診察室を後にして、大きな伸びをひとつ。今日でこの病院、最後!!長い診察待ちも、交通の足の悪さも、全部お終い!!と、少し爽やかな気持ちで病院を出ました。
この判断が良かったのかどうかはわかりません。でも個人的には、もう甲状腺ガンからは卒業したような気分。
もうここに来ることがありませんように。
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