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2016年07月13日19:26

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読書感想文シリーズその966「王朝晦冥なり」

「王朝晦冥なり」
相木鐘三
幻冬舎メディアコンサルティング
2016年7月11日読了

[幻冬舎メディアコンサルティングによる内容紹介]
http://www.gentosha-book.com/interview/012/
微賎の生まれであった劉裕は晋の武将として仕えていたが、戦乱のさなか晋王朝を滅ぼし、新たに宋王朝を築く。そこから続く六十年に満たない宋王朝の短い歴史は、王族間の生々しい争いに溢れていた。病に倒れた劉裕(武帝)、政治に興味のない劉義符(少帝)、自身の二人の息子に殺された劉義隆(文帝)。様々な皇帝が生まれては消え、過ちを犯していく。なぜ人は国を亡ぼすのか。宋を亡ぼし、新たに建国された齊王朝。そして、歴史は繰り返されていく―。

[読書感想文]
訊き馴れない作家サンだと想ったら,自費出版の方だったのね.いやぁ,まったくわからんったわ.南朝宋(劉宋)に題材を取った小説ってなかったし,わずか60年足らずとは言えその建国から滅亡までを網羅するってなんと壮大な試み.で,割とキチンとできてて,そこそこ楽しませていただきましたよ.まぁ,各帝の御代,判で押したかのように似たようなことの繰り返しなので,マンネリ化してしまうのは避けがたく,そこはもーちょっと工夫が…とも想うけど,実際にそーだったんだからしょーがないわの.
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