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2016年06月22日13:41

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【NEWS】ネコについての多くの誤解と偏見

ネコは物理法則を理解していることが京都大学の研究で判明
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4055320

私は、「愛誤」がキライです。
理由は、自分勝手なインチキな線引を、
さも「世界共通の倫理」であるかのように騙る厚顔無恥さに虫酸が走るから。

はっきりいいますが、愛誤は基本的にレイシストですよ。
ピーター・シンガーがその典型。
彼はレイシストです。
ただ、その実態をおそらく意識の深いところで自覚しているのでしょう。
だから、敵対するであろう「より客観性や公平性を持った人間」を、
逆にレイシスト呼ばわりすることで自分を有利にしようとするわけです。
愛誤の攻撃性は、とどのつまりそういうことです。
論理や客観性では勝てないことを実は気付いているから、
勝てない相手にはひたすら攻撃的になります。
PETAやシーシェパードなんかのようにね。

愛誤の「イヌ好き」が勝手に「イヌ肉食」についておかしなことを言い出した時、
普通にそれはおかしいと反論しましたが、
彼らは最後には必ず、基地外のように荒らし行為に走ります。
それが、愛誤の本質なんですよ。
「毛皮反対」「殺処分反対」「動物実験反対」「ペットショップ反対」
これらは、愛誤です。
自分の心情的に嫌なだけのことを、
「正義にすり替え」
他人に強制したがるレイシストが愛誤なのです。

愛誤は、キリスト教やイスラム教などの一神教と基本は同じ原理を持っています。
愛誤は宗教です。

………………………………………………………………………………………………

さて、ネコの話。

ネコは別に「特別な動物」ではありません。
あたりまえですね。
(でも、愛誤の人にはそれが当たり前ではないんですよ〜〜)
人間との関わり、
使役や愛玩、食用という点においても、
「人類文化でネコ程度の動物は他にいくらでもいる」

最近では、先進国側でネコ食はほとんどなくなりましたが、
大戦中くらいまでは、ネコ食は普通にありました。
特にヨーロッパは伝統的なネコ食文化地域で、
マーケットに普通にネコ肉が吊られていました。

ネコがコンパニオンアニマルとして「特別な地位」を築いたかのように見えるのは、
本当に、つい最近のことです。
そしてそれは一部の国家や人間がそういう意識を持っているだけで、
別に「人類共通の認識」などではありません。

ネコは、数ある動物の1種類である。
ただそれだけです。

  猫 猫猫 猫猫猫 猫猫

ネコの知能とかそういった方面での特徴。

ネコは、頭のいい動物とは言えないと思います。
何と比べて?になっちゃうんで絶対評価というものはないけれど、
まあ、「頭の良い」とされる人間的に言えばIQが高い方の動物には入りませんね。
まだちょっとイヌのほうがマシかも。
ボノボ、チンパンジー、オランウータンなんかはぶっちぎりで賢い。
あとは一部のイルカ(大型鯨類はたぶん知能は殆ど無いです)と、
地上の四足では、ブタ。
ブタは、イヌよりもウマよりも知能が高いです。
ゾウも高いほうかな。

ネコはそれよりは下。
ネズミといっしょでもいいかもしれない。

ネコの相対的な知能はその程度です。

それでも、ネコを飼えばわかるけど、
ネコにはネコの「賢さ」がある気がする。
ネコはとっても「感情が豊か」な気がするし、なんだか「考えている」気がする。
そういうのって大半は思い込みなんですけどね。
こっちの感情を投影するからそう見えるわけで、
ある程度客観的に見れば、
ネコの行動は動物行動学的には単純パターンが多いです。

行動だけでは言えば、カラスの方がはるかに賢い。


あと、愛誤に多い妄想系の間違い。
例えば、「同種で殺しあう動物はない」「動物界に同性愛はない」なんか。
ネコなんか普通に仔猫食べちゃうのにね!
それに同性愛もかなりひんぱんに確認できる行為。
(ネコの場合はかなり稀だけど)
ネコにかぎらずそもそも動物には「人間の作った倫理」なんて概念はないのだから、
好きなときに食って犯って殺すだけなのに、
そこを「人間のように」妄想する愛誤のなんと多いことか。
  *それでいて、人間的な問題は起こさないと上位におきたがる(笑)
ネコにかぎらず、ほとんどの動物は非常に単純な行動原理で生きている。


   「だいたい、ネコとネズミは同程度の知能」
      *尺度の問題はあるので厳密に言っているわけではない
       もちろん、ネコにもネズミにもいろいろいるがそこも無視

そう考えていれば間違いない。

ネコはその程度の動物だよ、ということ手(パー)


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で、この記事の話。
なんでこんな「おバカ」なタイトル付けるんだろう?ってみんな思うよね。
記事の内容を見れば。

    『ネコが物理法則のいくつかを理解している』

で、この記事を書いた「ねとらぼ」(あるいは他の元記事)の人間が、
意図的にこういうおかしな言葉を使ったということは考えられないと思ったので、
   *翻訳モノにありがちな直訳だからだ
原文を調べた。

うん、書いてる書いてる。
   Cats seem to grasp the laws of physics
だってさほっとした顔
graspは「ギュッと握る」という意味から、「把握している」ということです。

   「ネコたちは物理法則を把握しているようだ……」

seemという言い方は、ちょっと論文にはふさわしくないけれど、
そもそも論文じゃねーし、まあいいかってところうれしい顔
おもしろタイトルにして、目を引こうとしたんでしょうね。
このタイトルをつけたのは、報告者ではなくEurekAlert!の編集者かも知れません。

しかしそれでも本文の頭が、
Cats understand the principle of cause and effect as well as some elements of physics.
   「ネコは理解している。
    因果という原則と同じ程度に、物理の要素を」

なので、
この部分も含み編集者が要求したのか、
高木佐保が愛誤じみて書いたのかはわかんないですね。
ネコを抱いている写真を見る限り、愛誤くせえ感はありますが。

あとはもう、言及する必要が無いレベルかなあ。

そういう言い方をすると、

   「鳥や魚は流体力学を理解している」

ってなっちゃうからね。

それって確認しなきゃいけないこと?
ネコは、視覚動物のくせに「視力があまりよろしくない」ので、
聴覚嗅覚でかなり補っています。

音の強弱や質感で、対象物の位置、大きさなんかを普通に認識している。
う〜〜ん、物理ねえ。

たぶんこれ、ネズミだってやっている。
(どうかな?嗅覚で中身を探るのは普通だけどね)

捕食性物はすべて、ネコと同じ程度に「物理的におこること」を知っています。
物理法則として理解しているわけではないけどね。

例えば、「屋根から飛べば落ちる」

真っすぐ進みもしないし、上にも上がらない。

体感的に「落ちる」ことを知っている。
でもそれって、重力を理解しているってことになる?
ニュートン先生が引力を発見!したけれど、モノが落ちることは誰もが知っていた。

あと、慣性の法則とかね。
それがわからないと、捕獲位置を決められないから捕食者は生物を捕まえにくい。

でもねえ……物理法則を理解しているとはいわんよなあ。










































◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ネコは物理法則を理解していることが京都大学の研究で判明
2016年06月21日 20:35 ねとらぼ

 ネコが物理法則のいくつかを理解していることが、京都大学の研究により判明しました。高木佐保さん率いる研究チームによる調査結果が、研究関連のニュースサービスEurekAlertで公開されています。

 以前の研究で、ネコが原因(物音)と結果(見えない物の存在)との因果関係を理解していることは判明していました。研究チームはこれを一歩進め、箱を振ったときの音の有無で、ネコが中身の有無を予測できるかを実験しました。

 実験は30匹の飼い猫が対象。ネコの前で箱を振りながら、音を鳴らすパターンと、鳴らさずに空箱と見せかけるパターンを見せました。さらにその動作のあとで箱をひっくり返し、中から物が落ちてくるパターンと落ちてこないパターンも提示。「音あり落下あり」「音なし落下なし」の、物理法則にかなったものと、「音なし落下あり」「音あり落下なし」の、物理法則に相反するものの、2パターンで実験したことになります。

 その結果ネコたちは、振ったとき音が鳴る箱のほうを長い間見つめていたとのこと。このことから、ネコが音の有無をもとに、箱の中に物が入っているかどうかを推測していることが分かりました。

 また、物理法則に相反するパターンを見せたときも、ネコたちは長時間注目していたそう。研究者たちは、「まるでネコが、自分の理解している物理法則と矛盾していると考えているようだった」と語っています。

 この結果から高木佐保さんは、「ネコは音が聞こえるかどうか、箱に物が入っているかどうかという、2つのことの因果関係を理解したうえで、見えない物の存在を予測している」と説明。また、ネコが箱の音を聞いたときに何を考えているか、聞いた音から中身の量やサイズまで推測しているかを把握するには、さらなる研究が必要としています。


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PUBLIC RELEASE: 14-JUN-2016
Cats seem to grasp the laws of physics
Study reveals cats' expectations are based on what they hear



Cats understand the principle of cause and effect as well as some elements of physics. Combining these abilities with their keen sense of hearing, they can predict where possible prey hides. These are the findings of researchers from Kyoto University in Japan, led by Saho Takagi and published in Springer's journal Animal Cognition.

Previous work conducted by the Japanese team established that cats predict the presence of invisible objects based on what they hear. In the present study, the researchers wanted to find out if cats use a causal rule to infer if a container holds an object, based on whether it is shaken along with a sound or not. The team also wanted to establish if cats expect an object to fall out or not, once the container is turned over.

Thirty domestic cats were videotaped while an experimenter shook a container. In some cases this action went along with a rattling sound. In others it did not, to simulate that the vessel was empty. After the shaking phase, the container was turned over, either with an object dropping down or not.

Two experimental conditions were congruent with physical laws, where shaking was accompanied by a (no) sound and an (no) object to fall out of the container. The other two conditions were incongruent to the laws of physics. Either a rattling sound was followed by no object dropping out of the container or no sound while shaking led to a falling object.

The cats looked longer at the containers which were shaken together with a noise. This suggests that cats used a physical law to infer the existence (or absence) of objects based on whether they heard a rattle (or not). This helped them predict whether an object would appear (or not) once the container was overturned.

The animals also stared longer at containers in incongruent conditions, meaning an object dropped despite its having been shaken noiselessly or the other way around. It is as if the cats realized that such conditions did not fit into their grasp of causal logic.

"Cats use a causal-logical understanding of noise or sounds to predict the appearance of invisible objects," says Takagi.

Researchers suggest that species' surroundings influence their ability to find out information based on what they hear. The ecology of cats' natural hunting style may therefore also favor the ability for inference on the basis of sounds. Takagi explains that hunting cats often need to infer the location or the distance of their prey from sounds alone because they stake out places of poor visibility. Further research is needed to find out exactly what cats see in their mind's eye when they pick up noises, and if they can extract information such as quantity and size from what they hear.

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Reference: Takagi, S. et al. (2016). There's no ball without noise: cats' prediction of an object from noise, Animal Cognition. DOI 10.1007/s10071-016-1001-6
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