メサイア　２

５月中旬に、市民「メサイア」を歌う合唱メンバーに応募→定員オーバーのお知らせを受けた娘。
その時点で10名ほどキャンセル待ち、最終的な参加可否は６月上旬にお知らせします…って話だったのですが、その電話が来ました。
娘は部活で不在だったので私が聞きましたが、丁寧な挨拶と長い前置きのすえに

市「…で、正式に、ご参加いただけることになりましたので」
私「え！」
市「!?」
私「あ、いえ、もうないだろうなぁと思っちゃってたもので」
市「えっ、あっ、どうもすみませんでした」
私「!?　い、いえいえ」

という挙動不審な会話と、後日ハガキを送るので練習日程等それで確認を、と。
まさかそんなに大勢キャンセルが出るとも思えないので、人数枠を増やしたんでしょうね。
ギョエー、しかしどうする。こなしきれるのか。
和太鼓体験教室で忙しすぎてアミーゴ発表会を断念した年を思い出しますが、あれに部活が追加された状態ですもん。

帰宅した娘に伝え、今なら辞退することもできるので、よく考えて部活の先生とも相談して決めるように言いましたが、「んふぅ〜？　やるぅ☆」って、もう顔はポッポして目もキラキラ。
翌日さっそく先生に報告して、先生ってあの人ですよ、合唱大好きの。
「すっっっごい、良いじゃない！」
と背中を押してくれちゃったようで、ウフフウフフと帰ってきました。

まぁ腹を括るしかないでしょう。良い経験にはなると思います。
多分、譜面自体はそんなに難しくないと思うんですよ。「古の君へ」よりずっとシンプルでしょう。
全部英語ですが。

おりしも、登校したら学校の前でポケット新約聖書を配ってる団体がいたらしくて（！）１冊もらってきてしまっていたので、ちょうどエエわ、それ初回練習までにツツツと目を通しておきたまえ。でないと、歌詞を読んでも何の話かわからないので。いや、知らないけど多分。

私はですね、木下牧子と上田真樹ですよ。
あとチェルニー。半年で20曲を目標に１月下旬からやってきて、19番に手を付けたところです。
どの曲も、ひととおり通せるようになってからが試練で、３番とか５番とか最初の方の曲でも苦手な箇所はいつまで経っても苦手なので、やればやるだけ自分の弱点が晒しだされるばかりのように思えますが、それでもフラッと何かを弾いてみたときに「あ！」と、思いがけない改善が実感できたり、不思議なものです。
後の方の曲ほど手ごわくなってはきますが、自分が今になってこんなに練習曲にのめり込むとは思いませんでした。
思うに、音楽の修行というよりゲームを攻略するノリなのかも知れません。
子供の頃にこうやれてたら、今頃さぞかし…
なーんて思わないでもないけど、なかなか指示通り運指ができなくてキィキィ言ってるのは昔のままなので、子供時代の私ではやっぱり根気が続かないでしょうね。