第三者っていうのはさ、

　利益を争う、もしくは調整する第一者と第二者があってはじめて意味を持つ言葉なのですよな。原告と被告とかはわかりやすいけど、他の例で言えば、企業が第三者委員会つってんのは、アレは株主への説明のためにやってることになりますね。

■舛添都知事、調査結果の公表は「何とか来週中に」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=4025766

　いちおう建前の上では都知事ってのは都民の代表なのであるからして、都民への説明に第三者を使う必要とかはまったくなくて、説明責任があるなら自分で果たすのがスジってものではあります。つまるところ、都知事が説明に第三者を使うような相手って今回は都議会しかないのであって話を聞けば聞くほど都民のほうは向いてないよな、という感想にしかならんのでありますな。、

　というわけで、都民はそれこそ良心の許す範囲で都知事自らの説明を求めるなり実力行使に及ぶなりすればいいのではないかと思うのですけども。まぁ、できれば法律は守ったほうがいいし、都議会に任せるのがそれこそ普通の感覚でしょうけどねｗ

　まぁ、リコールとかできれば一番いいのでしょうが、１５０万の署名集めてチェックしてってのも非現実的な話ではあって、やっぱ巨大すぎる東京都って言う行政区分をなんとかしたほうがよくないかなーなんて思う次第。２３区にはそれぞれ区議会もあるのだし、思い切って東京都（２３区内）は国が直接管理して首都庁みたいな役所を置くほうがいろんな面ですっきりするのではないかな。東京を他の地方自治体と同じに扱うことじたいが限界なのかもしれないよ、と。