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2016年05月22日11:50

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4つのしもべにめいれいだ!

レトロゲーをクリアしてみようのコーナー。

今回プレイしたのは、メガドライブのロムカセットです。
タイトルは「ストーリー オブ トア 〜光を継ぐ者〜」。
セガより1994年に発売された、アクションアドベンチャーです。

昔「ランドストーカー」というゲームにハマっていたとき、このゲームからも同じ「匂い」を感じていました。面白そう。やりたい。
ところが懐事情により買えず、大人になった頃にはメガドライブは影も形もなく。
ところが先日、某中古屋をぶらりと歩いているときにパッケージを発見。
我が家にレトロフリーク様が降臨した後だったので、即ゲットしました。
まさに憧れのゲームというか、ぼくの中では幻のゲーム。
ゲーム画面すら見たことなかったんですけどねw

さて、実際にプレイしてみて、ぼくの直感は大当たり。
面白かったです。
イメージとしては、ゼルダやランドストーカーのように、ダンジョンの仕掛けを様々なアクションを駆使して突破していく流れのゲームです。

ストーリーは、万物を司る「金の腕輪」に選ばれた主人公ルオが、創造を司る「銀の腕輪」を持つ男の野望を阻止するべく戦う、というもの。
銀の腕輪によって創造された魔物たちを、金の腕輪に宿る4種の精霊たちを駆使して倒していきます。

この4種の精霊が、このゲームの最大の特徴。
最初は誰も使えませんが、徐々に精霊と契約を果たして使える精霊が増えていきます。
水の精霊ディト、火の精霊イフリート、影の精霊シェイド、緑の精霊バウ。
召喚すると画面上に現れ、プレイヤーのボタン入力によって2〜3種のアクションを起こしてくれます。敵に攻撃とか必殺技とか魔法とか、そういうの。
単に戦闘のためだけじゃなくて、火を消すのにディトとか、松明に火をつけるのにイフリートとか、扉をぶちやぶるのにバウとか、そういったダンジョンの仕掛けを突破するのにも使います。

召喚方法も特殊で、精霊の元になるものに腕輪の光を当てて召喚します。
例えば水の精霊ディトなら、川や、滝や、天井から滴る水なんかでも召喚できます。
そういったものがない場所では召喚できないということですね。
なので、ダンジョンの仕掛けを攻略する際には、今何が召喚できるのかを考えながら、可能なアクションを探していくという形になります。
(同時に複数の精霊は召喚できないので)
そして面白いことに、敵モンスターの一部や敵の攻撃からでも召喚できるんですよね。スライムからディト召喚したり、炎のブレスからイフリートとか。
これけっこう攻略に重要w

本作はアクションなんですけど、主人公ルオの行動や攻撃も豊富で、なかなかに爽快感があります。
移動のほかにダッシュ、ジャンプ、しゃがみ移動などがあり、それぞれに攻撃手段があります。溜め斬りや回転斬り、連続キックなど攻撃技もいくつか。
武器もメインの短剣の他に長剣、弓、爆弾があり、特に爆弾は遠くのスイッチを押すなど仕掛け突破にも欠かせません。

グラフィックもけっこう凝っていて、コマ数が多いため、かなり滑らかに動いているように見えます。
音楽はあの古代祐三さんらしいですね。
・・・あんまり印象に残らなかったけどw

ゲームの難度自体は、そんなに厳しいものじゃないと思います。
ただボス戦は、なかなかに歯ごたえがあると思います。回復アイテムでゴリ押しできるレベルですが、きちんと攻略することもできます、たぶん。

そんなわけで、長年の夢がまた一つ叶ったぼくとしては感無量であります。
この手のジャンルとしてはかなり完成度が高いと思うので、ぜひプレイしてもらいたいところ。
Wiiのバーチャコンソールで配信されているらしいので、みなさんよかったらどうぞ。
ちなみにぼくのクリアタイムは5時間半くらいですw
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