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2016年04月28日14:52

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還暦を迎えました!!!

4月25日、60歳の誕生日、還暦を迎える。
特別の日にしたかった。

23日に奥駈、24日はウルトラマラソンのエイドのお手伝いと忙しかった。
25日は新聞配達を終えて9時近くに家を出た。
今日は相方と鈴鹿の鎌ヶ岳の長石尾根を登ってアカヤシオを見ることにした。
そして菰野の道の駅近くのレストランで食事をして車中泊。
26日は御池岳を登って帰るという、ハードな日程が続く。

24日の夜、首にちょっと湿疹が出ていた。
25日の朝、顔やお尻などにも少し湿疹が出ていた。
蕁麻疹だろう。でも、痛くも痒くもない。
「こういうときはじっとしていたほうがいいんじゃないの?」
「山に行けば治るわよ。」
「マラソンのエイドの手伝いをして出たお弁当のエビフライのせいじゃない?」

何が何でも行きたかった。
60歳の誕生日に山に行きたかった。

長石尾根の登山口に午後1時過ぎに着く。こんな時間から登山なんてするものじゃないかもしれない。
予定のコースタイムは4時間ほどだ。今の時期ならまだ明るいうちに下りられる。でも、無理せず時間によっては途中で引き返そう。
今日の目的はアカヤシオだ。
今年は多いらしい。奥駈で見たアケボノツツジと似ているが、ちょっと違う。

今年は水量が多いようで、初めの渡渉にてこずる。
それからはけっこう急な登りが続く。ざれていて滑りやすいところもある。こういうときは地下足袋が威力を発揮する。

イワカガミが咲いている。
ハルリンドウも清楚で可愛い。
他にも小さな春の花が足元に咲いている。

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早すぎるシロヤシオも咲いていて驚いた。

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最後のタムシバ、終わりかけのアセビも迎えてくれる。

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登って行くと、見ごろのアカヤシオが出てきた。

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いろいろな花たちが誕生日を祝ってくれているよいうで嬉しい。

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御在所岳や鎌ヶ岳も良く見える。
今日は晴れの予報だが、空は白い。後で知ったが黄砂のせいだった。

三ツ口谷との分岐に出た。3時だ。山頂までは3〜40分だろうか。
予定では山頂から武平峠に出て、湯の山温泉に下るつもりだった。だが、5時すぎるだろう。
「もうアカヤシオも見たし、引き返そう。」
二人で迷うことなく下山することにした。

4時半過ぎに下山した。
この時点で私の湿疹は増えていた。

夜は道の駅の近くのトムソーヤというレストランで食事をした。前から気になっていた店だった。有機野菜を使っているようだ。トムソーヤセットはヘルシーでおいしかった。
ワインで乾杯した。

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60歳の誕生日が終わった。

翌朝目が明くと・・・開かない!!
目が開かないのだ!!
鏡を見ると、私の顔は見事に腫れ上がっていた。体の湿疹も増えている。
お天気はいい。今日は黄砂の影響は少ないようだ。御池岳に行きたい!!

「ダメ!!そんなんで登るなんてよけい悪くなるよ。一生お岩さんみたいな顔の人と暮らすのは嫌だ!!!」
そうだね、ちょっと大人にならなきゃね。
いろいろ検討して鈴鹿市の病院に行き、モンベルで買い物をして帰ることにした。

病院の皮膚科で、最近薬を服用していないか聞かれた。
最近五十肩で右腕が上がらなく夜に痛くて眠れなくなっていた私は14日から整形外科にかかっていた。22日も行って注射をして薬ももらって飲んでいた。
若い医者は薬のせいかもしれませんねと言って薬を出してくれた。

顔が腫れ上がった私は帽子とサングラスで顔を隠しながら買い物をした。
「そういえば蕁麻疹で検索したら女優の山田優も蕁麻疹になって顔が腫れたそうよ。これは美女がなるのかもしれないわね。」
「もう帽子、サングラス、マスクの女優グッズで顔を隠して歩かないとダメだわね〜〜〜」
「ああ〜〜〜、早く普通の人に戻りたいわ。」

さて、27日になっても腫れは引きません。
病院ではまた家に帰ったら近くの病院に行ってくださいと言われて3日分の薬しかもらわなかった。もうすぐ連休だ。今日明日には病院に行かないと。
すると、相方が「明神診療所に行ったら?」と勧めてくれた。
ここはアレルギー外来で有名なのだ。その治療法はステロイドを使わず、食事や漢方で治すものだ。
昔アトピーだった娘がお世話になった。食事を変えただけで見事にアトピーが治った。ぜんそくの相方もかかった。

ということで行ってきた。
その結果蕁麻疹ではなくて薬による湿疹だということがわかった。
薬の服用とハードなスケジュールが重なったせいでしょうと言われた。

還暦、侮れません。
今迄何度もこれからは健康に注意して体を労わらなきゃと口では言っていましたが、実際は無理させていたんですね。
還暦早々こんなことになって、あの厄払いの餅まきは何だったの!!と言いたいですが・・・
いろいろなことに気づかせてもらえたようです。
いつもは文句ばっかり言っている相方の優しさにも。
私だったら、あそこまで行って相方が体調悪くなって山に行けなくなったら、かなり不平不満だらけになったと思う。
そんなことを言わないで、あっさり登山を止めてくれました。
ありがとうございました。

60歳の誕生日、一生忘れない思い出になりました。
誕生日の翌日から何度も病院で年を書かされました。

はいはい、もう59歳でなくて60歳です!!!

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