mixiユーザー(id:2040115)

2016年04月27日01:54

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ライオンが眠るのは。

春です。
暖かくなってくると、犬飼いは大変です。
狂犬病やらワクチン注射、フィラリア、ノミダニ等々病院通いの時期なのです。
お金と体力、それと不当にイヌに嫌われる、悪夢のような毎日を送らねばならないのです。


そんなわけで、有給取って行ってきました、動物病院。
今日はまず、狂犬病注射を打ったのち、市役所へ登録へ行くという段取りです。

いつもの病院に到着し、注射のお願いとあと、そう。
「前回体重のこと言われたんで、計ってください」てつけたしです。

診察室に呼ばれ、台に乗せられたヴァンさん。
オヤ今日は先生を見るなり、いやーんて顔して尻を向けてしまいました。

おお。
通院10年にして、ようやくこの男性が獣医さんで、ヴァンさんにとって嫌なことをする人だって理解したらしい!(←いつもリセットされて尻尾を振っていたw)
すごいなあ、えらいなあヴァンさん。
しかし、嫌だからって彼に尻を向けるとなあ。

ちゅーーーーー


そうだ、これ幸いとばかり、尻に注射を打たれるんだなあ。
バカなやつだw


ヴァンさん、注射されても暴れたり吠えたりはせずじっと我慢なんですが、
終わった途端、涙目で看護師のおねーさんにすがりついてましたw
うんうんご苦労様w


んで体重。
先生が、「3.8キロ」と読み上げてくれ、とりあえず診察室の大人3人ホッと安心。
理想は4.0だけど、まあ前よりずいぶん増えてるし。
この調子だ。

ただ、飼い主気になることがありまして質問です。

「先生、ヴァンさんたら、好きなものしか食べない犬になっちゃったんですけど」


食欲増進のため、好物の缶詰や鶏ささみを毎日副菜として出していたところ、
主食のカリカリを食べないで好きなものを待つようになっちゃった。
しかも、缶詰の中でもグリーンピースだけ残す、鮭はいいけど白身魚は嫌い、等々超めんどくさい。

すると先生、ヴァンさんをなでなでしながら
「そうだよなー、そりゃ好きなものが毎日潤沢に出てきたら、それ食べたいよなー。おれだってそうしたい」て。


そうだけど!
そうだけど、あんたあまりにも無責任な!

あ、あと気になることが。
「先生、ヴァンさん最近寝てばかりで、おもちゃで遊んだりしないんですけど」


年のせいかなーとは思うのですが、
昔のように部屋の中でボールを追っかけまわしたりすることが激減。
健康そうではあるものの、ちょっと心配になったのです。すると。

先生、
「マメシバさん。犬にも猫にも、狩猟本能というものが残っていると言われています。それが、最近狩猟しなくても毎日おいしいものが出てきたら、どうですか。ライオンは、おなか一杯の時どうしてますか」

...え、えっと...寝てますね...


「そうです。狩る必要がなくったら、動物は寝るのです。つまり、ヴァンくんは、現状の食事に満足しているのです!おれだってたぶん寝る!」


...ちょ。

うんもう!
こんなことじゃだってダメじゃないか!


結局、副菜の量を減らしてカリカリを食べさせるのも、また体重減少リスクがかかるので。
このまま、贅沢なお犬様としておいしいものを捧げ奉る日々を継続することになったのでした。


もうもう!
こーなると思ってたんだ、ゼッタイ!

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