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2016年04月23日19:41

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フィフスウェイブ・アイアムアヒーロー・響けユーフォニアム劇場版観てきたよ

■フィフスウェイブ
つまらなかった……。ラノベ原作と聞いて、ストーリーはまあ納得がいきましたが。ひょっとすると、アメリカ人は少年少女が主人公のラノベ的世界感を映像作品にするの苦手なのかなと思ってしまします。ある日、地球に異星起源と思われる巨大な人工物が襲来。異星人の攻撃と思われる、電磁パルスによる電子機器破壊・地震/津波・疫病の蔓延が実行され、多くの人類が淘汰されてしまう。第4の波とされる残存人類への個別攻撃が開始され、さらに第5の波による人類滅亡は目前と思われた……みたいな世界感。主人公は弟を救おうと奮闘する女子高生と、ほぼ別行動になりますが女子高生と同じ学校に通っていた憧れの人。舞台はライトパターソン基地100キロ以内のせまい地域。頼りになる大人の味方はほとんどいない。本来、危機的状況において救いとなる米軍がぜんぜん役立たずで、生き残りが巻き返すための要素がまったく見当たらないのでスカッとしないんですよね。設定は大きいのに、ストーリーはすごく個人的な狭い範囲しか描かれず(人類全体がどういう状況なのかも不明)、宇宙人ものなのに宇宙人の姿はいっさい描かれず……という中途半端さ。なんで映画にしようと思ったのかな。回避推奨です。

■アイアムアヒーロー
序盤〜中盤は面白かったのです。パンデミックが始まって、町中を逃げる主人公が大通りに出た瞬間に、遠景に燃えるビル群と一斉にこちらに向かってくるゾンビと追われる群衆……ここはすごく良い画でしたししこの後の盛り上がりを予感させるものでした。しかしそのあと、女子高生と鈴木が富士山麓のショッピングモールに彷徨い混んだ後は、一気に盛り上がりが消えてつまらなくなってしまった。ただ長いだけでわくわくしない。最後に主人公がヒーローになるところは、もっと短くまとめるべきだったと思います。なんであんなにダラダラしてんのさ、台無しだよ……。まあ、これが原作準拠なのかどうか分からないのですが。期待外れでした。残念です。

■響け!ユーフォニアム 劇場版
基本的にTV版通りに進む、総集編です。予想は外れて、TVと同じに中学のコンクールの後は、高校の入学式から本編開始となります。キャラ紹介も兼ねてるから削れなかったのかなー。そのため各エピソードの端折り方が半端なく、サファイアと葉月の影も極端に薄くなってしまいました。明確なカットは、久美子の家族とあおい先輩、チューバ関係、それから中川先輩と久美子のトラウマ。あおい先輩は台詞も無いし、姿も明確な形では登場しません。キャストに日笠さんがいたか確認忘れてた〜。秀一のラブ要素も、どうしても削れなかったとこ以外は除かれてました。つまり、大方針として久美子と麗奈のエピソードに集中することにしたんですね。デカリボンと香織もあくまでも麗奈のエピソードのために出番があるという感じで、つまりは部長も飛鳥先輩もピンのイベントは全くありません。部長好きなんだけどね。シーンというかエピソードの追加は、気付いたのは原作二巻に関係する、朝練に来ているオーボエにデカリボンがおはようと挨拶する部分。あとは、細かなカットの付け足しが随所に見られました。デカリボンが麗奈に頭下げるシーンが若干変更されてたり。長尺で追加が確認できるのはライディーンと三日月の舞の演奏シーンで、曲の流れる時間も長くなってます。アフレコは、おそらくモブ以外は採り直しているんではないですかね。新世界よりやオーディション後のデカリボンの糾弾の後で麗奈が叫ぶとことか、久美子の上手くなりたいは台詞の演技が変わっていました(舞台挨拶の話からすると、演技の変更は声優自身の希望かもしれません)。後思いつくのは、再オーディションの結果の場面でずーっとデカリボンの嗚咽が入ってるとことか、全体にパーカッション関係の音が耳に入りやすくなってるとことか。海兵隊で木琴みたいな音色がチンチン鳴ってたんですが、TV版では気付かなかったです。で、続編について告知があったのですが、TV第二期が秋から始まるそうで。早かったですね! キャスト陣はまだ何も知らないそうなので、アフレコ台本も貰ってない様子。原作2巻分を、オリジナル要素を足したりしなければ1クールで丁度良いのかな。楽しみです。



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