mixiユーザー(id:6393203)

2016年01月19日17:47

341 view

SMAP、生放送で騒動謝罪 木村拓哉「これから何があっても前を向く」

SMAP、生放送で騒動謝罪 木村拓哉「これから何があっても前を向く」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3809656

>>>>>
独立・解散騒動の渦中にある人気グループ・SMAPが18日、フジテレビ系『SMAP×SMAP』に生出演し、騒動について謝罪した。

<昨年>SMAP、解散危機を暴露 メンバーが語る本音とは…

 番組冒頭、購買運動が起きている「世界に一つだけの花」の歌唱VTRと、この日までに視聴者から番組に寄せられた「SMAPの声を聞きたい」というメッセージを紹介。その直後に5人が画面に登場、生放送でそれぞれが視聴者にメッセージを語り、最後に木村拓哉が「これから何があっても前を向く」と宣言した。

 この日、ジャニーズ事務所がFAXで一連の騒動を謝罪。ファンや関係者に対して「5人のメンバーの口から直接、現在の心境を語らせて頂く事が、せめてもの誠意の尽くせること」という考えから、「SMAPの5人がレギュラーを務めさせて頂いております唯一の全国放送番組でございます、フジテレビ系列『SMAP×SMAP』の1月18日(月)22:15〜放送の内容を一部変更頂きまして、生中継にて5人の現在の心境を語らせて頂きたいと考えております」と説明していた。

 騒動の発端は、13日に一部スポーツ紙による「SMAP独立・解散」を報じた一面記事。これを受けジャニーズ事務所は同日正午過ぎ「SMAPの一部メンバーの独立問題と担当マネージャーの取締役辞任等に関する報道がなされました。たしかに、この件について協議・交渉がなされている事実は存しますが、そのような状況下であるため、詳細についてのお問い合わせにはお答えできません」とコメントを発表した。

 14日に草なぎ剛(41)はテレビ朝日系主演ドラマ『スペシャリスト』の番宣のため、同局情報番組3本に報道後初めて生出演したが報道に言及せず。同日夜には稲垣吾郎(42)がパーソナリティーを務めるラジオに出演したがこちらも語らず。香取慎吾(38)も16日にTBS系主演ドラマ『家族のカタチ』のPRを行ったが、騒動については話さず、終始笑顔でドラマの見どころを語っていた。

 リーダーの中居正広(43)も16日、パーソナリティーを務めるニッポン放送『中居正広のSome girl' SMAP』に出演。発言に注目が集まったが、騒動には一切触れず終始和やかな雰囲気で番組を終えた。

 騒動について、唯一コメントしたのは木村拓哉(43)のみ。15日にパーソナリティーを務めるTOKYO FM『木村拓哉のWhat's up SMAP!』で「ちゃんといつか自分の言葉で話せる時がきたら、自分の言葉で、この『What's』(ワッツ)でお話させていただきたいと思っております」「信じてついてきてください」とメンバーとして初めてファンに語りかけた。
>>>>>

いや、映像で彼ら5人みた最初の感想としては、これは屈辱を表現した映像の中では、胡錦濤西を含めても圧巻であるというものだった。

キムタクの優越感、淡々と話し感情を封じ込めた稲垣、明るく務めるも心でなく香取、抑えきれない感情を発露してみせたナカイ、そしてさらっと核心をつく発言をしてしまう草なぎ。

これは屈服と優越感の混在するひとつのユニットと思っていた。

しかし、ふとひとつの疑念が僕の中に生じた。彼らは25年もの長きに渡り、この世界でSMAPを演じてきた人間である。いまさら感情の発露を制御できないなどと言うことがありえるだろうか。

すると、するするするーとすべての絡み合った糸がほぐれて、とても得心のいく結論を得るに達したのである。

彼らはこの状況において、自分たちのパーソナリティを、作り上げてきたキャラクターを演じたのだ。おそらく5人はどういう順番で話すことが最大限の効果を生むかも論じ合ったに違いない。

お互いの長所もそして短所も知っている。どの順番で語れば、SMAPとしての存在感をそれぞれが際立たせることができるか。自分たち自身を演出したに違いない。

そう、あの会見は彼らの演技である。これまで培った演技力の最大に発揮したのである。

だからキムタクが最初に口火を切った。誰もが目をつぶって彼の声を聴けば、あれば久利生 公平の語りと何も変わっていないことに気付くだろう。謝罪会見だろうが、ドラマの中での演説であろうがまったく同じキムタク。すごいと言えばすごいが、SMAPの中で最も演技力のない彼が先陣を切るのは当然である。

「今日は2016年1月18日です。
先週から我々SMAPのことで世間をお騒がせしました。
そしてたくさんの方々に、たくさんのご心配とご迷惑をお掛けしました。
このままの状態だと、SMAPが空中分解になりかねない状態だと思いましたので、今日は自分たち5人が顔をしっかりそろえて、皆さんに報告することが何よりも大切だと思いましたので、本当に勝手だったんですが、このような時間をもらいました。」

次に稲垣吾郎。彼の本心を隠しきったような表情の中に、人は何かを読み取ろうとする。これが流れを作る中で、もっとも自然な遷移を生み出す。露払い、としてはもっとも効果的なのだ。おだやかで、どうなるだろうかと人々の注目を集める。その中で彼は謝罪もしなかった点が重要である。つまり、この瞬間にはキムタクの意見を引き継いだに過ぎない、序章の幕を開ける役割を果たしただ。

「この度は僕たちのことでお騒がせしてしまったこと、申し訳なく思っております。
これからの自分たちの姿を見ていただき、そして、応援していただけるように精一杯頑張っていきますので、これからもよろしくお願いいたします。」

香取慎吾。彼は明るいキャラクターであるから、深刻さは下手である。だが、彼に与えられた役割は謝罪を口にするという最初の突破口である。起承転結ならば、承の部分。明るさを抑えて神妙な顔つきだけで、その意味するところを視聴者はくみ取るのである。そして、残りの二人がどうつなげていくか。これを暗示するのが、彼の長い沈黙となる。何かを言いたい、言うことを拒絶したい。だが、そうはできなかった。長い沈黙の後の言葉に彼(たち)の屈服を表現している。

「本当にたくさんの方々に心配をかけてしまい、そして不安にさせてしまい、申し訳ありませんでした。(少し間を置き)
皆さまと一緒にまたきょうからいっぱい笑顔を作っていきたいと思います。
よろしくお願いします。」

そして中居正広。世間の人々がどう思っているかは知らないが、この人がSMAPの中ではもっとも演技力がある。数々のドラマの中できちんと役を演じたと言えるのは彼だけである。だから、彼でなければ、あのため息は出せないのだ。このため息にすべての思いが込められている。そういう演技を見事に演じきったというわけだ。なぜ彼がラストではなく最後が二人目であったか。ここに彼の演技力でなければ、とても表現しきれないものがあったということだ。これを見た視聴者は明らかに何か言いたいことを押し留めていると理解する。そう思うのは、彼らがきちんとした流れの演出の中で、その役割をみごとに演じたからである。

「今回の件で、SMAPがどれだけみなさんに支えていただいているのかということを、改めて強く感じました。
本当に申し訳ありませんでした
(ため息をつき)これからもよろしくお願いいたします。」

だから草なぎ剛の存在感が重要になる。ひょうひょうとしたとぼけた感じが必要になるのだ。それは彼だけがもつユーモアが支えたと理解してもいい。彼でなければ謝罪したという爆弾発言はこうもさらっとは流れなかった。ほかのメンバーがこの暴露を受け入れるには草なぎ剛という存在感が絶対に必要だったのである。

「皆さんの言葉で気づいたこともたくさんありました。
本当に感謝しています。
今回、ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今僕らはここに立てています。
5人で集まれたことを安心しています。」

木村拓哉
最後に、これから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思いますので、皆さん、よろしくお願いいたします。

そして、解散との継続という言葉もなく、多くの謎を視聴者に訴えかけて物語は終幕したのである。これは、彼らの本心でも抑えきれなかった感情の発露でもない。計算しつくして、彼らの芸を最大限に発揮したパフォーマンスと理解すべきだ。

彼らがどれだけお互いのことを知り尽くし、どのような流れの中で視聴者を魅了すればよいかを計算しつくした。

思うにこれほどの演技はそうそう見れるものではない。この演技力、構成力、ここにSMAPの力量というものがある。こんな素敵な舞台、そうそうみれるものじゃない。

ブラボーー!!

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年01月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31