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2016年01月05日21:49

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「超論暴論」外論〜内川聖一、故郷で自主トレーニングを開始!

 年が明け、プロ野球選手は自主トレーニングを始める選手が目立つ。中にはシーズンオフに入った昨年末から始動している選手もいるが、定番は師走はオーバーホールに努め、そして年明けから自主トレというパターンである。そんな中、昨季日本シリーズを制して頂点に立った福岡ソフトバンクホークスの内川聖一が故郷の大分市の隣町である別府市で自主トレを始めた。
 今回の彼の自主トレは別府市側から熱烈なラブコールを受けてのものであるが、自治体がアスリート個人に自主トレ場所を提供するというのも異例と言えよう。地元別府が生んだ不世出の大投手で、西鉄ライオンズのエースであった今は亡き稲尾和久氏にちなみ「稲尾球場」の愛称を持つ別府市民球場でランニングやティー打撃など4時間のメニューをこなして汗を流した内川は「いよいよ始まった。稲尾さんの名前がついた球場で、自主トレをやれる事をうれしく思う」と笑顔で初日を振り返る。1週間程行われる自主トレであるが、ファンにも公開する形で行われ、この日は300人近いファンがスタンドで見ていたという。
 昨季は打率.284、11本塁打、82打点という数字を残したが、四番という重責が影響したのか、これまで7年連続でマークした3割が途切れてしまったのは残念である。今季は3割復帰と共に四番として鷹を引っ張り、3年連続の日本シリーズ頂点を目指す背番号1であるが、地元での始動について「大分は生まれ育った土地で、これだけ応援してくれるファンがいてくれる事に驚いている。うれしいし、ありがたいと思うし、『どんな時でも試合に出たい』という気持ちが強くなっていく。別府の力を借りて、一回り大きくなりたい」と決意を新たにする。練習が終わった後はサイン会も行なったが、ファンとの触れ合いも大きな力になる事であろう。
 陣中見舞に訪れた別府市の長野恭紘市長は「ファンの前で公開してくれるというのが、何よりもありがたい。プロの技を目の前で見られるというのはいい事」と感謝する。個人的には内川のみならず、他の選手もできればファンに自主トレを公開してほしいし、そうすればファンとの距離も近くなる。

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