レトロゲーをクリアしてみようのコーナー。
今回プレイしたのはＦＣソフト「ファイナルファンタジー�供廚任后�
といっても正確には「�機��供廚任垢韻匹諭�
まあ、�気鬟廛譽い靴燭薛兇發笋襪任靴隋△澆燭い蔑�れでｗ
今作の最大の特徴は熟練度システム。
武器の種類や魔法ごとに熟練度レベルが設定されていて、使いこむほどその威力（扱う技術）が上がっていくというもの。
ステータスも行動やその結果によって、影響があった（と思われる）能力が上昇する仕組みです。敵から得られる経験値を稼いで成長させる、いわゆる「レベル」はありません。
このシステムはＦＦシリーズでは本作のみの仕様ですが、後のサガシリーズに受け継がれていますね。
さて、本作を始めるにあたって、ぼくはまったくと言っていいほど知識がなかったので、まずは熟練度システムの基礎知識を得るために攻略情報を見ました。
それによると「ふつーに感覚でプレイしていたらうまくいかない」といったようなことが載っていました。
このシステムを理解して、ちゃんと育てないとしんどいよ、ということです。
その最大の要因、つまりシステムの問題点は「すばやさ」に尽きると思います。
素早さを上げる条件は「敵から攻撃のターゲットになる」と説明書に記載されている（らしい）が、実際には「敵の攻撃を回避する」ことで上昇するらしいです。
じゃあ回避率を上げておくにはどうするかというと「防具の重量を軽くしておく」必要があります。
盾以外の防具には「重さ」というマスクデータが設定されていて、重たいものを身に着けると回避率が下がります。
普通のＲＰＧでは、前衛は重たくて頑丈な鎧を身に着けることが多いのですが、このゲームでそれをやると、防御力は上がっても回避が酷いほどに低下し、殴られるわ素早さは上がらないわ回避レベルも上がらないわ、ということになります。
このゲームには敵味方ともに「攻撃回数」という概念があり、回数が増えるほどダメージも多い、というバランスになっています。
例えば２０ダメージで５回攻撃されると１００ダメージ。
回避レベルを上げて４回回避すれば、防御力ゼロでも２０ダメージ。
回避がゼロで防具によって１０ダメージを軽減しても５０ダメージ。
これがこのゲームの基本的なバランスです。
つまり、重たく頑丈な防具でガチガチにするより、紙装甲でもひらりとかわすキャラクター作りを目指していかないと、えらいことになりますｗ
これは、説明書の知識のみでプレイすると、まず気付きません。町の人から「防具の重さは大事だぜ。軽くするのが基本だ」とかドラクエ的に教えてくれることもありません。
行く先々の防具屋には重たく頑丈な防具がいっぱい売っていますが、素早さと回避の育成を考えると、盾以外は大半がスルーです。これは酷いｗ
ちなみに盾は重さがなく、回避率上昇だけでなく攻撃補助として攻撃力にも好影響を与えてくれるすばらしい装備品です。
ちなみに、このゲームが流行していた当時「パーティアタックによってＨＰをわざと減少させ、序盤でとんでもないＨＰを持ったキャラを作る」というウラワザ的な攻略法が流行っていたそうですが、これは攻略としては失敗です。ＨＰが上がると敵が逃げやすくなって戦闘をスムーズにこなせなくなり、熟練度やステータスが上がりにくくなります。力や武器の熟練度が上がらないとそのうち満足にダメージも与えられなくなり、ボス戦などの固定エンカウントで詰むハメになります。
さて、これら熟練度システムの基本を抑えた上でプレイ開始。
本作のもう一つの特徴として、会話に出てくる特定のワードを「覚える」ことができ、覚えたワードを「尋ねる」ことによってさらなる情報を引き出すというシステムがあります。
これはけっこう面白くて、自分で謎を解いていっている感覚があります。「尋ねる」だけでなく「アイテムを見せる」こともできる点はなおいい。ＲＰＧをやりながらアドベンチャーゲームをプレイしているようなわくわく感を味わうことができました。
ただ惜しいのは「尋ねる」相手が限定されていること。
会話すると「尋ねる」ことができる相手にはわざわざコマンドが開き、そうでない相手には何も表示されないので「こいつに何かを尋ねればいいんだな」という、メタ行動ができてしまう。
まあそこは容量の問題だったと思いますが、いろんな人にいろいろ尋ねられたらもっと面白かったと思います。
あと、前作�気任蓮嵋俵颪鬚燭�さん持てない」ことに不満を述べたんですけど、今作では「アイテムをたくさん持てない」ことが不満でした。
ゲーム開始直後はアイテムウィンドがけっこう広いんですけど、ゲームを進めるうちに捨てられないイベントアイテムが溜まっていき、気がつくと半分近くを無駄アイテムが占めることに。
回復アイテムも、前作は「ポーション２０個」のように一種類を複数持っていても１枠で済んだのが、今作は１個で１枠。状態異常回復のアイテムとかを人数分持って行こうとするだけでとても荷物を圧迫します。
結局、回復系は魔法任せになるんですが、そうすると今度はＭＰ回復のエーテルを持ち歩かないといけない。
幸い、敵からＭＰを奪う「アスピル」が非常に優秀で、アスピル習得以降はほぼ問題なくなるわけですが、それも後半の佳境に入ってくるあたりなので、それまではアイテムのやりくりにけっこう苦労します。
「これいつか使うかもしれない」感覚で、珍しい武器や防具を持っていくこともできないので、ほんとにこのアイテム枠だけは何とかしてほしかったですね。
なんだか文句ばかり書いてしまいましたが、熟練度システムの基本さえ知っていれば、どのキャラも自分の思うように育てることができるので、総合的に見ればけっこう面白かったです。
成長度合いも、おおむね戦闘すればするほど強くなっていくし、魔法も使えば使うほど強くなるので育てがいもあります。魔法に関しては相変わらず役に立たない魔法が多かった気はしますがｗ
とにかく、暇があればまた違うプレイスタイルで遊び直すのもアリかな、と思えるくらいには面白かったです。
最後に、個人的ＦＦ�兇△襪△襪鬘海直匆陲靴督�めたいと思います。
１・死んだキャラをフィールドで生き返らせると後列で復帰するため、隊列変更を忘れて次の戦闘で役立たずになる←何なんだこのクソ仕様ｗｗｗ
２・宿敵である皇帝（１回目）が１ターン目の全体ミニマムに被弾して即死←状態異常耐性設定しとけよｗｗｗ
３・対ボス戦究極兵器ブラッドソードを装備したままザコ戦でアンデッドを殴り続け、気がついたらＨＰ逆吸収されて死んでた←慣れてくると戦闘シーンが暇になるので本読んだりネット見たり他ごとしてることが多いんですよね・・・
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