mixiユーザー(id:2751060)

2015年12月19日17:10

724 view

ひとり三浦アルプス〜今回で23回目

2010年の秋が初めてでした。今まで23回中、単独は4回目です。
基本に帰るというか、今一度「三浦アルプス」と向き合うにはいいチャンスでした。(なんちゃって)

渋谷の始発には寝坊です。50分ほど遅い電車でも7:10に京急田浦着きました。
ちょうど日が当たり始める時間。とはいえいったん山に入れば日陰のほうが多いや横からの弱い木漏れ日。
はじめは寒かったけど、歩き始めれば汗ばむ。しばらく山歩きしてなかったからキツイねけっこう。
今回のテーマは未踏破区間の攻略です。単独の時ならではでしょう?

234段階段から入って最初の鉄塔のあるピーク、右に行ってみた。ふつう左でショートカットでしょ。右行くと回り込んで鉄塔のある山頂に登らされるから無駄なんだけど、ひろく草刈ってあってまあ眺めがいいから悪くない。いわいる京急田浦方面の北東尾根ってサクサク歩けるからすぐ高速の上超えて、大分岐へ。
ここも大きく草木刈ってあるから景色が去年から激変してしまったね。今回は新しく看板がついてました目立つヤツが。「この分岐重要、注意」ってあって、うしろにアルミのポストみたいなのにラミネート加工の地図が入ってました(写真左)。近代化ですね。昔はここの分岐はたしかに重要な地点ですが、古い板の手書きのと、ちょっと新しいプラの「お地蔵さんシリーズ」と2個あっただけでしたよね。

今回は北尾根ずっと行って、馬頭観音様(お賽銭すこしですみません)経由で、沼間グリーンヒルからの合流のとこから左へ降りてみました。ここの前に左に2つ分岐(どちらも椿尾根へ)あるのですが、今回はすぐ確認できました。以前は2つともどこかわからないでいつも通り過ぎていたのがウソみたい。わかってきたということですね三アルを! 
で、沢に降りる道です。wataさんに教えてもらった北沢(小附沢)上流に降りる道です。やはりマイナールートは道がわかりずらいです。羊歯が道を隠していますがよく見ていけば踏まれた跡が続いてます。北沢の流れに出たところから道はないので、流れの上を歩きます。以前下から上がってきたときもそうでした。もっと上流から急登上ると椿尾根上部三角の西側ですね。さて水の上のルートです三アルの沢特有の。私今回第一の失敗、ソールの分厚い靴で来ればよかった。いや5センチくらいまでゴムの半ゴム長持ってるんです。それで来ればよかった。案外水量あるので歩くとこ難しい。基本川は岩盤の上流れてるので浅いから岩のとこ踏んでいけば川の上でOKなんですけど。例によって枯葉の堆積で深みはわからないので枯葉じゃなく岩の上で行きますことです。この辺はマイナールート、マイナーエリアってことで倒木多いですそのままですまだ。数年前の大雪以来倒木すさまじいのですが、主要ルートは有志の方々の努力で大方整理された印象ですが、マイナーな場所は手付かずみたいです。倒木で本来道があったところがわからなくなってます。だって根こそぎ滑り落ちてたりで地形変わってますもの。川自体も倒木のハードルが繰り返されます。さすがに北沢だけで時間かかりました。やっとウナギ淵(中ノ沢合流)まで来ました。ここの川合流地点は障害物(倒木)どかしてありますね。直後はひどかった。いまは以前のようなきれいな河原に戻ってます。二子山から下りてきた主要ルートに入って、林道終点で小休止。
ここまで人に会ったのは、大分岐でカップルのハイカーがいたのみ。いつも誰かしらいる林道終点のベンチも誰もいません。いつからここに地図ポストできたのかしら?アルミポストに本来配布用の地図があって地図代寄付と書いてありますが今日は在庫切れです。誰かがごぞっと奪っていったか?いやいや良心のない人は三アルなんかに来ませんよね?

ここから南尾根へと「連絡尾根」の急登(私の知る三アル5大急登のなかの代表・一番メジャーなので)です。いっきに二子山と同レベルまで登ります。たかが100mくらいの標高差なんでしょうがなんて深い谷なの森戸川渓谷。でながいながい南尾根の中間部分を西へ。いくつものピークの連続で疲れます。南尾根では数人すれ違いましたね。
観音塚のすぐ東に前回分岐を確認してたので、すぐわかりました。お地蔵さんシリーズの看板です。
この谷沢尾根0.7キロはかなり難コースでした。私に三アルを飽きさせないようになのか、ちゃんとてこずらせとハプニングが用意されていました。
最初はゆるやかに降りていくんですこの尾根は。隣の下沢尾根のような(中尾根のような)細かいアップダウンやピークの連続はないんです。道もはっきりしてますマイナールートの割にはね。(北沢界隈と違って京急のHPの地図に点線ありますけどねここは)でも下りるにしたがってだんだん怪しくなってきます。尾根から斜面をトレースするようになってしまいには沢沿いになりますし木橋もあります(写真中)。斜面ルートは超細くなってたり滑落個所もあります。素人は止めたほうがいいような。。道も羊歯に覆われて迷いやすい。結局川に降りきってしまい北沢のような川の上の道に。倒木ハンパない。北沢のほうがまだ甘い。倒木くぐる際に私脳天何かに引っ掛けました。流血事件!(今も触るとカサブタあるわ。林道まで出てウエットティッシュで拭いたけどね) で、川は水量と地形の複雑さでいずれ歩けなくなり上に上がる道となり(これがまた迷う)やっと谷沢が森戸川と合流する地点に出て、あぜん! 
渡れません(写真右:この直面を前進で渡った) 橋がないし。。
もう向こう岸の上は森戸林道らしくハイカーが歩いてるの見えます。はやく決着つけたいし、意を決して浅そうな見えてる岩をトントンと伝って。。
ダメでした。浸水しました完璧に。せっかくさきの北沢でかろうじて完全冠水免れてきたのに。ふくらはぎくらいまで浸水。撃沈です。(これはどんな靴で来たとしても免れなかったでしょうね)今回の私の失敗その2、は替えの靴下持ってこなかったことです。結局渋谷まで足は(靴の中は)ひたひたのままでした。外から見た目は乾いてきてたけどね。
谷沢尾根ルートは逆の登りはまっぴら御免です。しかしこういった秘境が本来の三アルなんですよね。
この5年でメインルートは近代化(笑)されちゃったけど、まだ、道迷う、ジャングル、藪漕ぎ、な三浦アルプスも残ってるということです。っていうかルートによって差がはげしいかな。

あとは森戸川林道を出て桜山トンネル経由で新逗子駅まで。
13キロってとこでした。ってことは河口湖1周のほうが長いんですねぇ。
文庫の地球食堂で例の刺身定食。でもなんか飽きてきたかも。次回はソースかつ、みそかつなんかがいいかも。。

結論、三アルは全然飽きません。来月も行きたい。リクエストくださればご案内いたします。
頭のケガ、小さく済んだのは馬頭観音様のおかげと信じましょう。まじ星見えたし。

長々と読んでくださりどうもです。
三アル行った人にしかわからないよね!

22 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年12月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る