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2015年08月28日19:18

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今日、眼鏡を捨てた【レーシック手術まとめ】

参考になりましたら。


手術内容: I レーシック

費用:術前検査\10,000/片眼\150,000*2 合計\310,000.-

期間:2015.7.8(初診)-2015.8/20(手術)

病院:大阪市西区多根眼科記念病院

経緯:
7月8日(水)
多根眼科病院に初診で受診。問診票にて近視矯正手術を希望する旨を記載し、2時間ほどの待ち時間を経て1時間半ほど目の検査を受ける。
視力検査・眼圧チェック、水晶体の厚さなど機械を使ってみっちり調べる。さらに1時間ほどの待ち時間を経て最後に眼科医と面談。術式の内容、
危険性、成功率などくわしく聞ける。(目の如何によってレーシックが受けられない人はここではねられる)
瞳孔を開く点眼薬を入れられるので、真夏の日差しの照る帰り道は危険なレベルでまぶしい。
お会計で1万円を払って次回の検査(全2回)の予約をして帰る。トータルで4時間ほど。

7月19日(日)
第一回術前検査一週間前となり、ソフトコンタクトレンズの使用を中止する。
理由はコンタクトレンズによってゆがんだ眼球を元にもどすため。

7月27日(月)
第一回術前検査。涙の分泌量や水晶体の厚さ、近視・乱視の入り具合など前回よりもさらに事細かに調べる。2時間ほどあっちの機械こっちの機械とうろうろしまくる。
注意事項は寝不足・前日の過度な飲酒は避けること。両方やってしまうと視力が全然安定せず看護士さんに怒られるし当然検査時間が伸びる。
病院滞在時間は3時間くらい。お会計は無し。目薬だけもらって帰る。


8月10日(月)
第二回術前検査。最後の視力検査と眼科医からの問診。
異常なければ手術当日の詳しい流れを説明されておしまい。滞在時間は2時間半くらい。


8月20日(木)
手術当日。お会計30万円の支払を済ませてから手術前控室で着替えなど済ませて待つ。


■そして手術
手術着・帽子姿で手術室へ。手術台へ寝かされる前に握力訓練ボールみたいなものを渡される。「怖いときは握っていてください。」
手術台に仰向けになり目出しマスクのようなものを被らされ、片目ずつ出して施術。
点眼麻酔を2度ほど受けて目の感覚がなくなったらまつげをテープで止めて目を強制的に全開にさせられる。視界は点眼麻酔で水中にいるようにぼやけていてよく見えない。
機械の中心にある光の点滅を見ておくよう指示されておりまぶしい。まばたきは物理的に出来ないが麻酔が効いていると感覚がなくなるので乾燥さえも分からなくなる。

・角膜を削ろって蓋をつくろう!

角膜を削る機械が近づき、目にリングがセットされる。(見えない。)圧迫が開始される。
なかなか痛い。そんなに押しつけちゃらめええええと思っていたら「ぶつっ」と人生で聞いた覚えのない音と感覚がして視界一面灰色の水中のようなものになり、一拍おいてゆっくりと真っ暗になってゆき「人生終わった」と取り返しのつかない悲しい気持ちになるが機械が離れるとまたぼんやり明るくなる。視界は人生でいちばん目の悪い状態というか、たとえるなら「眼球からレンズを抜いたよ!」みたいな視力0.0001みたいな世界になり「一生このままなら死んだな。」と思う。

・角膜にレーザーを当てよう!

目が開きっぱなので先生が時々うるおい成分的なものを鬼点眼する。レーザーの光がぼんやりと見えている中、下、真っ直ぐなど見ている向きを指示される。
従っているとぼやけている視界の中、隅っこのほうに針のようなものと世界最小の透明なお好み焼きのコテみたいなものが現れる。
それらが目をちょいちょいちょいちょいと動きまわり、眼球がめくられるのが分かった時には握力ボールを握りしめるはおろか全身から血の気が引いた。もうザーて。背筋から足のほうにザーて。指にまったく力が入らず、素数のことを考えて落ち着こうとするも11まで数えたときにレーザー照射がはじまる。
ちかちか点滅したりぎゅるっと回ったりする光をずっと見つめていると一瞬その奥に何故か自分の目が見えた気がした。

(以下、左目も同じことをする)

・手術が終わる

施術が終わって起き上がる時には視界は依然水の中にいるようにぼやけているものの、この時点からすでに目がよくなっていることに気づく。
看護士さんに手伝ってもらいながらよたよたと手術室から出てくると控えの椅子に自分と同じ格好をした若い男性が怯えた面持ちで私を見つめており、隣に腰かけ休む私に「あなたもレーシックを…?」と訊ねてきたので半馬身の差で一日の長をいく先輩として色々と教えてあげる。
握力ボール握らせてもらえることとか。

■術後
手術前控室のベッドで30分くらい寝かされ、5分おきくらいに点眼を受ける。
だんだん麻酔が抜けていくにつれ、目を開けていられないくらいの乾燥を感じるようになる。目を閉じていてもハードコンタクトレンズが入っているようなゴロゴロとした痛みと違和感があるが、歩いて電車に乗ってコンビニでその日の晩ごはんを買って帰ることや、家に帰って睡眠用アイマスクをつけて怪人トンボ女ごっこをすることくらいは可能。

術後1-2日は上まぶたに触れることも厳禁というか痛くて触る気にもなれないが、毎日朝起きるごとに目が良くなっていくのを実感。

6-7日ほどで痛みと乾燥が引き、視界の明瞭さに「世界ってこんなに美しいんだ…」と滂沱の涙を流すようになる。


以上が私のレーシック手術体験となります。手術後は翌日に検診とさらに一週間後にまた検診があり、視力検査や術後経過などを診てくれます。


やって良かったかと言われたら今の時点ではもうやって良かったとしか思わないし、目が良くなってつくづくと、目が悪いというのは人生においてひどい「損」なのだとしみじみ覚えました。
ほんと30万円とか話にならないくらいの取り返しのつかないひどい損。

やりたいけどやれない理由が「怖い」だけならぜひトライしてみられてはと思います。怖いのは片目10分だけで、片方が済むともう片方は経験済みな分気持ちマシなので実質5分くらいで、女性ならたぶん子ども産んだりするほうが50倍くらいきついと思う。
今後子ども産めるならレーシックぐらいよゆうよゆう!(強引なまとめ)
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