「ゲゲゲの鬼太郎」漫画家の水木しげるさんが93歳で死去。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=3736294
つい先日、深大寺に行った。
そこで鬼太郎茶屋なんていうところに立ち寄ったばかりでした。
久しぶりの東京旅行の一部だったのですが、深大寺のしっとりした
雰囲気にぴったりとマッチしたお土産屋さんでした。
ゲゲゲの鬼太郎は、私の人生にかなりのインパクトを与えた作品です。
最初に読んだのが鬼太郎誕生の回。
妖怪族というものが存在し、もう滅亡の危機にさらされていること。
そして最後の夫婦が病であること。
妻が身ごもっていること。
鬼太郎誕生のシーンは衝撃でした。
オドロオドロしいタッチで子供心を激しく揺さぶりました。
その本には吸血鬼エリートも掲載されておりまして、これがまた傑作。
全編に散りばめられた妖気ただよう秀逸なカット。
吸血鬼の館の造形の素晴らしさ。
何かを参考に描いたにしても、これは本当に素晴らしかった。
この作品を幼い頃に読んだせいか、絵を描くことが好きな子供に
なりました。
金無し、知力無し、体力無しの何の取り柄もない「のび太」のような
子供でしたが、学校でイジメにあっても何とか生きてこれたのは
今思えば水木先生の作品にインスパイアされて、空想の世界で
ラクガキをしていたからなのかな…とも思います。
水木先生、ありがとうございました。
今度は妖怪の姿で活躍してください。
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