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2015年12月16日20:58

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対話的日記 何のために大学へ行くの?

☆印が私、昔なら考えられない話だが。大学とは何かを考えてみたい。ある大きな大学で通学路に警備員たちが交通整理を学生のためにやっていたのを見て、町の人との歩くのにじゃまになるのだろうと思われた。

近畿大学(大阪府東大阪市)が9月14日から「保護者用ポータルサイト」の運用を開始した。学生の時間割や授業の出欠状況、成績について、保護者がPCやスマートフォンを使ってリアルタイムで把握できるものだ。

☆経営者が父兄で、労働者で、成績と就職が成果という発想なのかもしれない。

このしくみを12月14日付け読売新聞が紹介したことから、ネットで話題になっている。記事では52歳の母親が「私が家を出る時はまだ寝ていて、(子どもが)大学に行っているか心配。出席状況が分かるのは助かる」と評価する声を紹介している。

☆親子で対話ができないのだろうなあ。家族としての共同生活もできないということだろう。アルバイトが増え、奨学金をもらっている学生もずいぶん増えたという。

「留年されると困る親」には助かるしくみなのか?

☆留年したら、自分で授業料を払えばよいのではないか。自己責任を取っても良い年齢だとおもうが。そんなことで授業料が払えなければ、退学しても良いのではないか。

また記事によると、ポータルサイトは開設から2週間で約1400件の利用があり、大学広報部も「長期欠席などの情報を共有し、連携して対応できる」とメリットをあげている。同様の取り組みは、神奈川工科大でも実施しているという。

☆親の完全管理の下でしか動けないのは、それまでの教育に問題があるのではないか。

しかし大学生ともなれば、親からの自立が求められる年頃だ。ネットでも、大学生の半分は成人していることもあり、親がそこまで監視するのは過干渉だという意見が多い。

☆なぜ幼児化したのか、昔から幼児化が進んでいると言われてはいるが。なぜ、大人にすることが出来ないのだろうか。管理化が進むと自発的な行為が取れなくなる。当然、問題が起これば、問題を起こした本人ではなく、管理者の責任になる。本人はどう責任を取ったら良いのか分からない。そうすると責任の取り方のマニュアルができてそれを教える。ますます、自分では考えなくなる。失敗が起こればマニュアルの不備であることになる。

「いくら何でも過保護過ぎませんかね」
「大学生にもなって保護者に授業出てるか心配されるとか幼稚園児かよ」
「窮屈すぎる。大学なんて出席日数計算して上手にサボればいい」

☆昔の家族は子どもを外に出すことを心がけていたが、自分の子どもという所有物化している。子ども数が減ってくると、一人の子どもにかけるお金と時間が増えてくる。ほおっておかれ無くなる。投下資本の回収を図るのは人情というものかもしれない。

その一方で、真面目な学生からは確認されても問題ないとし、「いいと思うよこのシステム」と評価する声もある。学費を負担する保護者の視点に立って、子どもがきちんと大学に通っているか確認する手段を持つことは「当然のこと」と賛同する意見もある。

☆真面目が怪しい、勉強は良くするが、良い子のままで、教科書に疑問を感じることがない。だから、自分で考えることが出来ない。自分が学ぶことが出来たのは学外の施設で、他大学の学生と懸命に学んだ。こんな頭の良い連中がいるんだと驚いた。4年間自主ゼミをして西洋古典を読んだ。

「私立大で一人暮らしで全仕送りだったりしたら4年間で1千万円はかかるし、出資者であり保護者である親が知る権利はあるよなぁと思ったんだけど」

☆自分の生きたい学校ででは無かったとか、適性ではなかったとかあるのか。自己責任で模索する義務があるのではないか。何だか、大学と高校が連続しているような気がする。そう言えば、人手不足で、独立法人になる前のことだが近所の高校の先生が非常勤で高校のまま教えていて困るという話を聞いたことがある。大学の講義の話を親が聞いて分かるのだろうか。

「留年されると経済的な理由で困るという親にとっては助かるのかな…?」

☆留年されると困ると子どもに行って、留年したら仕送りはしないと言っておいたらどうだろう。

このほか「親が何とか卒業させたいって大学にゴネるのが原因」という鋭い意見も。確かに親が何と言おうとも、授業に出ない学生を卒業させることはできない。大学とすれば、普段から情報公開をしていれば「親にも責任がある」と突っぱねることができるわけだ。

☆大学にもモンスターペアレンツが来るのか。大学がお宅のお子さんの出席状況はこうですと報告していれば、責任が回避できるか。しかし、どんな教育をするか初めに親にも教えておけば文句は言えまいとおもうのだが。

「就職後も出勤を監視するのかな?」という揶揄も

☆それは親子の問題。

ただし気になるのは、最近の保護者が子どもの行動に干渉したがるのは、大学生活だけではないということだ。例えば企業は就職活動に際して「保護者向け会社説明会」を開催するところが増えている。

☆成人は18歳ではなく、親離れで来てからにしたらどうだろう。

いくら学生に内定を出しても、親の反対があればすぐに辞退してしまうため、親への説明が入社のカギとなるからだ。母親が賛成しても父親が反対すれば辞退につながるケースもあり、採用担当者は内定承諾の電話を受けるときに「ご両親の確認をもらいましたか?」と尋ねることも。いまでは「オヤカク」という就活用語にもなっている。

☆馬鹿か。

このような背景から、今後は社会人向けの「保護者用ポータルサイト」が作られるはめになるのでは、という声まであがっている。

☆案外ブラック会社を抑える役に圧かもしれない。

「就職後も出勤してるかどうか監視するのかな?」
「『子どもの出勤状況把握したい』とか出てくるよ。一人でいる時間を失い、自分で判断し、その結果に責任とることからどんどん離れていく感じがする」

☆親が暇になったのだろうか。

少子化によって「自分の子どもは失敗させたくない」という親の気持ちがあるのかもしれない。しかし親は子より先に世を去るもの。失敗の責任を自分自身に負わせる機会をつくることも、子どもの成長に欠かせないのではないだろうか。

☆猫の額の土地でも守ってもらいたいと言う古い家意識が働いているのかもしれない。

■大学生の出席率を親がスマホで監視? ネットは賛否「当然のこと」「大学生にもなって心配されるなんて」
(キャリコネ - 12月16日 18:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3763112
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