女性の持つ原始的な力を感じるパワフルな作品です。
男性社会が求める従順な女性の役割を拒否し、
母、娘、聖女、娼婦、魔女などを兼ねる人間像は爽快です。
終盤の「精神世界」と「タロットガーデン」が好きです。
イタリアのトスカーナにあるタロットカードのシンボルをモチーフとした彫刻庭園は、
当時まだパブリックガーデンが現在のように流行る前に、
町おこしとしてではなく、作品ありき。
彼女発案で始めたことに、まず驚きます。
制作資金を、ランプシェードや香水で得たというのもカッコイイ^ ^
見応えのある展覧会でした。
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