須藤昌人という人は初めて聞きました。。。
http://www.sudo-photo-office.com/
1955年秋田県生まれ。東京綜合写真専門学校在学中にトラック野郎カレンダー「走る街道美学」を制作発表。1979年、「ウィーン・インターナチョナーレ・ビエンナーレ」に招聘を受けた彫甚師に随行し、写真を展示する。その後写真家・石元泰博に師事し、1981年日本橋・小西六ギャラリーで刺青写真展「藍像1」開催
http://gfriend.info/?m=pc&a=page_fh_album&target_c_album_id=7877
先日サンフランシスコにある紀伊国屋書店で刺青の本のコーナーで(結構大きい)本を探していたら(自分が見たいのは無かったが)素晴らしい本を見つけて、写真を撮ったので載せておきます。。。
2015年4月20日 小学館から
藍像(らんしょう)
参代目彫よしの世界
著・写真/須藤昌人 文/宮下規久朗 刺青、文/参代目彫よし
彫師・参代目彫よしの刺青をまとめた写真集
刺青と肉体の持つ静と動、虚と実の世界に取り憑かれ35年以上の長きにわたって、刺青の肉体と向き合ってきた写真家・須藤昌人氏の刺青写真集第二弾。本作は、当代きっての呼び声高い、希代の彫師・参代目彫よし氏の入れ墨を「全身に」纏った20人にも及ぶ人々の写真でまとめた写真集。精緻を極めた彫りの凄さが伝わる写真とともに、戸外に出て、自然のなかでパフォーマンスを繰り広げた写真を組み合わせて、当代きっての彫師の作品世界を十二分に堪能できるようまとめてある。
「やくざ」に結びつく和彫の刺青は今なお肩身が狭く、反社会的なものとして、扱われている側面は確かにある。しかし、精緻な彫りに分け入ってみると、そこに描かれるのは、水滸伝や龍、さらには鯉の滝登りなど、日本や中国伝来の美意識に基づき、さながら肉体に施された彫刻とも言うべき美しさである。
ふだんは市井の生活人として暮らしながら、刺青に取り憑かれ、人生をも変えてしまった全身刺青の人々と向き合い、スタジオで、また、戸外で撮影した須藤氏の写真による、日本独自の美意識を伝える一冊。
藍像とは
古くから民衆文化を重んじ
一つ一つの図柄を丹念に選び
静かなる空間と時間の中で
一途な名匠の手により
豪傑達に刻まれていく
内に潜めし精神と
外に発する美学が融合した時
世界に誇る
日本の秘められた裸体芸術が
誕生する。
青く輝き続けることを
得た人々を称して
「藍像」と呼ぶ。
平成 26年 12月 吉日
須藤 昌人
参代目彫りよしは、世界的にも有名な人で、私が働いているポールスミスのディレクターでも知っています(以前、まだ私が入る前に刺青の本を沢山売っていたそうです、三島由紀夫の薔薇刑は限定で箱に入っているのも有りました。。。)
私の彫り師さん、横浜彫りけんさんも一時参代目彫りよしさんの下で働いていたことがあると言っていましたし、私が通っていたサンノゼの日本町にあるお店STATE OF GRACE TATTOOのオーナーである彫りたかさん、同じくお店で働いていて私の彫り師さんよりも2年前からいる彫りともさんも同じく参代目彫りよしさんの下で働いていたそうです。。。
尚、写真は店で私のアイフォンで撮ったもので店の蛍光灯の明かりの反射もあって十分ではないので、悪しからず。。。
この写真家の撮り方は、ポーズの撮り方は何故かゲイぽいですね。。。笑
モデルの皆さんは顔を出していないので、こんなポーズになったのかは知りませんが、ちょっとゲイの匂いがしました。。。笑
尚この本は2冊目です。。。
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