内閣の不祥事の雑感

１つ目
高木復興相　“下着泥棒”疑惑を否定
http://news.livedoor.com/article/detail/10729039/

まぁ事実無根で下着泥棒扱いされて、法的措置を取らないというのも不合理な話。それでも敢えて措置しないということは、やはり「そういうこと」なのだろうと。人生いろいろ、代議士もいろいろ、性癖もいろいろ。

もっとも、「過去２０年　選挙の度にパンツ泥棒と書かれた怪文書が飛ぶ」「選挙の度に　大臣の父親（故人）の銅像に　自民党カラーのパンツをかぶせる嫌がらせが起きる」と、この話を広めたがっている側の動きも常軌を逸していてドン引き。まぁここは選挙区内に敦賀原発を抱えているわけで、この妙にアグレッシブな反対派の皆さんも、おそらく「そっち絡み」が多いのだろうなぁと。

批判する側される側、どちらもいろいろオカシイのだけれども、一番オカシイのは、今まで何度となく内閣人事で失敗しておきながら、今回も懲りもせず脛に傷持つ人間を入閣させて、炎上させている安倍晋三なのは間違いない。高木毅のパンツもそうだけれども、島尻安伊子のカレンダー（カレンダーとは言っていない）とかも、入閣前にチェックできた話だろうと。

島尻氏、カレンダーでなく「ポスター」　説明変える
http://www.asahi.com/articles/ASHBM6QW7HBMUTFK00X.html

チェックできなかったのであれば、準備不足。これくらいならいいだろうと甘く見たのであれば、判断力不足。安倍晋三の業績に関しては概ね評価しているけれど、内閣人事に関してだけは、どうしてこんなにアレなんだろうと思わざるをえない。


２つ目
小渕優子元経産相「身を粉にして…」　第三者委の報告書公表受け会見、議員辞職は否定
http://www.sankei.com/politics/news/151020/plt1510200036-n1.html
意地悪な言い方になるけれど、金は管理できない、部下も管理できない、書類もマトモに読まない、不祥事を起こしても調査できないでは、「これから身を粉にして働く」「皆さんの期待に応える」と言われても、何をどう期待していいか分からないよなと。

実際、良くも悪くも実務を取り仕切っていたのは、逮捕された元秘書たちなわけで、その辺がゴソッといなくなって、小渕優子だけでマトモに仕事できるのだろうか。期待というよりかは、むしろ不安だよなと。