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2015年08月25日00:14

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TABBASAの夏 in OKINAWA

以下、facebookに投稿した文を多少直した上、こちらにもあげます。

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中学高校時代、レインボーやノヴェラを愛聴しながら身近にはロック好きやバンド仲間というのがほとんどいない環境だったので、大学に入ってからのこのロック同好会との出会いはとても大きなものだった。
また、ノヴェラのような創作性に富んだトータルアート的な美学ロックに心酔していた者としては、オリジナル曲を作って人前で演奏するということは憧れであり、手が届くかも分からない高みの境地と感じられたものだか、それらを高度なオリジナリティとクオリティで体現し、多くの支持を集めている先輩バンドが一組。それがタバサであった。彼らは沖縄におけるオリジナル指向ロックのパイオニアであった一方、後輩に対してとても寛容な方々でもあった為か、かのバンドサークルのバンド達はオリジナル曲主体のものが多くそれぞれが自由度が高く個性的で、もうひとつのロック界が目の前にあるような感じであった。
「上手い下手は後からついてくるよ、まずはやってみたら?」そんなメッセージを今日まで頂き続けてきたような気がする。
かくして、27年ぶり(1992年頃にも1回やっているので厳密には23年ぐらい?)となるタバサまさかの復活は、メンバー達が沖縄・東京に別れているという地理的問題をものともせず実現し、当時のファンや後輩達も沖縄県外組を含めて大終結し、見事な盛り上がりを見せたのであった。皆、多少歳はとってもライブとなれば当時のまま、当時にタイムスリップしたような夢のような空間の現出だ。

VOのゾンビが煽る「Boys、boys・・・」「Girls、girls・・・」、往年と遜色なく轟くハイトーン・シャウト、クレイジー仲嶺の場外乱闘ギター、クールにベースラインを刻むあしゅら坂口、「屋根裏の子供達」「ライカンスロープ」「ベルベット・キティ」「ダンシング・フリークス」「王陵の谷」「沼へ」・・・・、楽曲の数々は今も色あせることなくカッコイイ!!

そして一方、ヘビーメタルという音楽であっても、人としての存在の重みや威厳、優しさや礼節や人の絆を湛えることはあるのだと感じた。勿論これは現在の彼らだからこそよりにじませることができた要素だろう。

実は、今年の5月頃だったか、カーステレオをいろんなアーチストやジャンルの曲がランダムに再生される設定にして運転していたところ、タバサの曲が短時間の間に何度もかかったことがあって「何かの予兆か?」と思ったら程なくしてfacebook上で復活発表があり、驚いたものだった。そして、ライブ前に何かしら偶然にしては出来過ぎなアクシデントが起こるという逸話も聞いたものだが、ライブの数日前に私は結膜炎になってしまいましたよ(ギプスするほどの大怪我をされたゾンビ長男さんに比べれば軽いものですが。長男さん大丈夫でしょうか?)
ゾンビ長男さんの大怪我は勿論歓迎すべきものではなく心配ですが、カーステの再生とかは何かの繋がりかもと思いたいもの。

改めて、20数年前の出会いに感謝します。素晴らしき大先輩バンドとその縁によって結ばれた仲間達に。

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