mixiユーザー(id:814095)

2015年09月22日13:39

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日本フォーク記・コンプリート

1992年にシンコーミュージックから発売された「日本フォーク紀」は、フォーク・ロック系ガイドブックの最高峰だと思っておりまして、ホームページ制作初期やレコード収集の参考資料として大変重宝いたしました。その著者黒沢進さんは2007年に亡くなられおりますが、2009年に篠原章さんが監修した増補版「日本フォーク紀コンプリート」が発売されていたのを愛知県図書館で知った。判型がA5からB5に変更し、カラー画像も増え、発売当初以降のディスコグラフィも補完した「まさにコンプリート!」な一冊...と言いたいけど、表紙のオッッちゃん、もしくはおっちゃんくさい若者がギターかき鳴らして歌うイラストがガッカリ感を誘う。格調下がってるじゃん...。
内容的には基本的には前の版を踏襲しつつも若干画像の入れ替えがある模様、2000年代に入ってのベルウッド再始動の流れ、黒沢進さんが90年代に書いたライナーノートの再掲、あがたさん他のディスコグラフィにも前はなかったジャケ画像が追加されているなどコンプリートと謳うだけにそれなりの仕事はされている。が、しかしもうひとつ残念なのが早川義夫のインタビューが削除されていること。本人の許諾が取れなかったらしい。


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