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2015年09月14日18:40

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北海道 その3

 さて、車輛の状態も見た事だし、マイミクえむぶいさんから指令のスパカツを食べに行く。現地エージェントである所のA宅さんが、丁度手術なので、病院に連れて行く序に食べて行こうと云う事になる。そして泉屋本店へ。近くの有料駐車場にセルボ號を駐車し、店に入る。待つ事暫し、料理が運ばれて來る。想像していたよりも明るい色のスパカツ。フォトもっと、こうミートソースな感じなのかと思ってた。ふ〜ん。こう云う味か。A宅さん『マズイ!』道民は口が肥えているので大概の物はこの感想が來る(當社調べ)。代替わりしてから味が落ちたとの事。これなら泉屋から獨立したコックがやってる店の方が昔の味に近いと言われる。成程そうですか。會計になり2000圓出して數十圓のお釣りを貰いながら駐車券を出す。『あ、駐車券は2000圓のお會計からなんです。』「じゃあお釣り要らんから駐車券くれ。」『そ、それは無理です』裏切ったな泉屋!仕方なく駐車場代108圓を支拂う事になる。その後病院へA宅さんを送る。手術が終わったら歸ると云うので、病院に凡その手術時間を聞いて別れる。釧路驛近くの病院だったので駐車場にセルボ號を置いて驛まで歩く。觀光案内所で情報を見よう。何々?『釧路大漁どんぱく』と云う三尺玉大花火と食の祭典が開催中らしい!そういや途中で大きなイベント會場があったな。車で行って停める所あるだろうか。そんなことを考えつつ本屋と模型屋をひやかしていると携帶に入電あり。『今終わった。藥局に居る』大丈夫なのか?すぐ行きますと傳え病院に向かう。…居ない。電話してみる。『ん、煙草吸いたくなったからコンビニに居る〜』何處まで鐵人なんだあの人は…。セルボ號で急行する。觀光案内所と本屋で時間取られて模型屋があまり見れなかったと話すと、お薦めの模型屋に行こうという話になる。何ですか、このマニアックなラインナップは!?60式無反動砲車と73式小型トラック60式106mm無反動砲仕樣のプラモを購入しているA宅さん。野外炊具1號の購入を強く勸めたがそれは次回へと見送りになる。73式の説明書を讀んで、『この車輛の經歴、そのまんま俺の經歴だわ』確かに對戰車兵器の過渡期に軍人だったA宅さんは普通の兵隊以上に複數の對戰車火器の經驗者でもある。大東亞戰爭中だったら間違いなく舩坂軍曹クラスだったに違いない。一通り騷いだあと、ハッと氣づく。そんなA宅さんの古くからの友人であるK澤さんに、まだ北海道に來た事を連絡していなかった。とりあえずメールにて挨拶をする。A宅さんに電話が。『來週だと思ってたみたい。今から瓣當持って來るって。』雨の中、わざわざお辨當を作って來て下さるK澤さんご夫婦。大量の大豆を茹でて食べたばかりだったので入らないよ。と、思ったが、美味しかったので完食する。明日、A宅さんの手術部位の消毒に病院に行くと話した所、奧樣が『なら明日休みだから厚岸の方に行くかい?』と、お申し出頂く。兎に角日付が變わるまで話題は盡きず、時間の都合上、お開きとなる。こうして釧路の夜は更けてゆくのであった。
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