ＧＯ！　ＳＨＯＷ　ＴＩＭＥ　

久し振りに木村カエラのライヴに渋谷公会堂へと、雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ台風ニモ負ケズ。
デビュー初ライヴを最前列ど真ん中で体験して以来、結婚してしまうまで年に一度は観ていた。
「サクサク」で観てからずっと成長を見守ってきたので、父親な気分で結婚して欲しくなかったな。
１２歳の頃のカエラは可愛らしくて美しかった、それがもう２児の母親なんだから不思議な気分。
写真のカエラは無敵だろう、ロリータ・コンプレックスとかのレベルの話じゃなくて事実のみでも。

３曲目の「ビート」で台風も吹っ飛んだ（笑）、このイントロとギターが木村カエラのテーマだから。
バックバンドがジャジーで重さが際立つ音だったので、カエラの声と微妙に張り合ってた雰囲気。
新曲が全てタイプが違うのに素敵な曲だし、まだまだトップを走れる地力は持ってるみたいだし。
パフォーマンスのキレは良いし七色の声は健在だし、懐かしさだけじゃない嬉しさが湧いてくる。
「リルラ・リルハ」「バタフライ」の安定感、それ以外のロックチューンの疾走感こそ木村カエラだ。
アンコールを含めての客席の盛り上がりも凄かった、やっぱりライヴは楽しいし空気感が大切。
ダンスは可愛らしいしトークの面白さは変わってないし、やっぱり父親目線で一安心って所か。
ただ「レベル４２」と「ワニと小鳥」は聴きたかったなぁ、これからライヴのチャンスも少ないだろ。

「サクサク」で出会ったカエラだけれど、あの頃とは番組も別物になって楽しませてくれているし。
あゆみくりかまき＆セブンウップスに黒幕からカンカンへ、黒幕はヒロキエフとなりＴＶＫの看板。
好きになったモノが更に好きなモノを連れてきて拡がる、「ミュートマ」に「ＰＯＰパレード」とかね。
カエラも人妻になり母親になり三十路になったけれど、もっともっと良い音楽を聴かせて欲しい。
リニューアルした「サクサク」にも週間ゲストで出て欲しい、ポンモップとの絡みが見たいもんだ。

仕事中から天気が気になって気になって仕方が無かった、外の景色を見ながら照る照る坊主。
終業ギリギリの時間に虹が掛かって見えた、渋谷に向かう電車の窓からも見えていて素敵だ。
ガラケーも待ち受け画面を虹に変更した（笑）、あんなに綺麗でハッキリ見たのは初めてかも？
顎を引いて真っ直ぐ前を見て歩いているなら虹が見えるっつう事だ、色眼鏡じゃダメって事で。