昨夜、日記などを書き終えて、コーヒーでも飲むかと立ち上がった時でした。
何か動く物を感じました。
我が家の中では、動くのは僕だけのはずです。
よく見たら、大きなゴキブリが壁を伝って歩いていました。
すぐに僕はスリッパの片方を脱ぎ、これで始末しようと思いました。
しかし、余り力が強過ぎて完全に潰してしまった時に、壁の後始末が大変だと思いました。
我が家の壁はビニールクロスですから、完全に拭き取る事は可能ですが、
そんな事が頭を過って一瞬躊躇った時に、奴は天井の方に這い上がりました。
これでは始末する訳に行きません。
しばらくスリッパを片手に、様子を見ていました。
しかし中々手の届く所まで下りて来ません。
その内に、天井近くの壁を伝って、高い所にある窓のブラインドの陰に隠れました。
このまま見逃す訳には行かないと思い、ブラインドを下げたり上げたりしましたが、
一向にそこから動く気配がありません。
仕方なく、僕は淹れたコーヒーを飲んで、しばらく監視を止めました。
コーヒーを飲み終わって、ふと見ると床をゴキブリが歩いています。
今度こそと思って立ち上がりましたが、手には得物のスリッパがありません。
なおかつ奴はスリッパの方に向かっています。
気づかれるとは思いながらスリッパに近づくと、
やはり、凄いスピードでテレビの台の下に潜り込んでしまいました。
少し待っていましたが、奴は出て来ません。
これは気配を絶った方が良いかと思い、その場所を離れました。
もちろん、得物を持たなかった失敗を繰り返さないため、
今度はスリッパを手にしていました。
しばらくすると、また奴はノコノコ出て来ました。
僕が間合いを詰めると気配を察して、
畳の上に置いてあったレジ袋の陰に隠れようとしました。
レジ袋の上から叩き潰すかとも思ったのですが、狙いが定まりません。
レジ袋を動かして追い立てたところ、
元のテレビ台に向かって慌てて逃げ込もうとしました。
瞬間的にスリッパを一振りしたところ、奴は仰向けに倒れて息絶えました。
スリッパの重みと手首のスナップだけで叩き、
更に押しつぶさずにすぐにスリッパを引いたので、
ほとんど体液も流さず、後始末もいらない位でした。
もちろん、跡は雑巾で拭きましたが^^
我ながら会心の一撃であったと思い、こうして日記に書いて置こうと思いました。
今日は、何も予定のない日曜日でした。
午前中、届け物で弟の家に行き、その足でお袋の所に回って帰って来ました。
「掃除」と言う言葉が頭を過ったのですが、
それは無視して、パチンコ屋に出掛けました。
中々世の中は思うようにはいかず、僕が討ち取られてしまいました><
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