mixiユーザー(id:7076225)

2015年08月09日17:52

499 view

第26回【ミラー・ドール】ゲームブックリプレイ

フォト

※ここより先はネタバレを含む樹島の冒険。それでも進む者は相応のネタバレる覚悟を持って進んでください。

これまでのあらすじ:今作の妹キャラ枠である美魔女に会う。隣のお姉さん枠やメガネ委員長枠の登場に期待。

【目的】白の魔法使いから財宝の在り処を聞き出すこと。


●アタック04-4

廃教会には何度も来てる。
新たにわかっていることは、井戸の底に落ちてる剣は聖剣であること。
なのでまずは最優先に井戸の底の剣を拾ってやろう。

井戸から湧き上がるゴーストとバトル。
タカの鳥姿を着てるかとこんな場面で聞かれた。
何かあるのか? まあ持っているが着ていないから問題ないけど。
このゴースト、鳥人にやられた聖剣使いのなれの果てのはず。
ということは、タカの鳥姿をしていると鳥人と間違われてひどい目にあっていたかもしれないな。

ゴーストを倒したら井戸の底に飛び降りてみた。
技術チェックに成功しなければ足を痛めて技術点減少という手痛い状況だったがほっと成功。
聖剣を拾い上げる。
聖剣はアンデッドに対して攻撃力に2を加えられる。ダメージ減少も無視できる優れものだ。
だが虎龍に対して有効ではないのは残念だ。
対アンデッドで役立てられるのは、この冒険ではまさにこの教会くらいのもの。
もしかしたら、次の巻以降に持ち越せるのかもしれない。

脱出はバードドールのおかげで楽勝だった。
フォト

……ん?

最初からバードドールにお願いして拾い上げてもらえば、足を痛める危険を冒さずに済んだんじゃね?
選択肢、なかったんだよなあ。
あって然るべき選択肢がないと、こうやってツッコミを入れられてしまう。
ゲームブックの選択肢の設定って難しいなって思う。

廃教会の中は既に悩むこともなく、聖剣の力でワイトも比較的楽に撃退。
聖水、サファイア、そしてオパールの王冠に金貨10枚を手に入れた。

その夜のことだ。
野営している俺のところに、バードドールが尋ねてきた。
何故私を創ったのか、と。

この質問には心して答えなければならないだろう。
アタック01の時、シーフドールにも同じ質問をされたな。
その時には、「使命を果たすため」という最も曖昧な返事をした。

プレイヤーとしては、『魂吸いの間』の前で見せたシーフドールの激情を思い出す。
とても今は真実を告げることはできない。

俺は、答えた。信頼できるしもべが欲しかったのだ、と。
バードドールは嬉しそうで、献身点が1点減少した。
今日も彼には井戸の底から引き揚げてもらった。
しもべとは思っていないが信頼できるし、本当に助かっている。

次の分岐は山と海の他に沼ルートがあった。
沼はまだ行ってないけど、沼ってだけで悪い予感しかしない。
マーシュホッパーに凶悪モンスターのところに連れて行かれるイメージしかない。
フォト
フォト

さてそうするとこの分岐、山に行けばアタック03のコルスが犠牲になった大イノシシが出る。
海に行けば技術点10クラスの強敵、アクマウオが出る。そんなポイント。
技術点8の俺にはどっちも辛いが、まだ大イノシシの方が突破の可能性がありそうだ。
フォト

(中略)バードドールの火の玉の力も借りて勝利することができた。

大イノシシの毛を手に入れた。
穴賢者に太鼓を作ってもらうなら必要なアイテムだ。
バードドールいるからその気はないが。
フォト

商人バーディウスからは念のため登はん用フックと、騎乗生物オストリッチを手に入れる。
穴賢者にはやはり虎龍の対処法を聞いておかねば。
アドバイスなしで切り抜けるのは正直厳しい。
フォト

そして難関、虎龍のもとにやって来た。
フォト
よし、今回は万全のはずだ。それでも厳しいけどな。

まずは鉱山に入りトロッコ突撃。さらについに用意できたランスを構え、ランスチャージ!!
虎龍の技術点2、体力点6を奪った。こいつはデカい。

そしたら坂の上まで走れ。逃げるんだよおおお。
だがこのサルス、作戦上逃げることはあっても戦いそのものを途中で放棄したことは決してない!(ドン)
フォト

穴賢者のアドバイスを思い出しつつ、魔法の砥石を使用して攻撃力を1点上昇。
だがこれでも1点分負けている。虎龍、どんな手を講じても十分すぎるほど強い!

虎龍 技術点10 体力点17(5まで減らせば良い)
サルス 技術点8(攻撃力+1で9相当) 体力点13

あれ? こんだけやってもまだ敗色濃厚じゃね?
そしてバトルが開始された。
ほぼ互角の戦い。俺かなりがんばってる。

俺は体力点を5点残し、虎龍の体力を7点まで削った。
虎龍の体力点を5点まで減らせば、王冠を取り出して王に呼び掛けることができる。

あと一撃だ。

だがその一撃を決められないまま、2回連続で攻撃を食らう俺。やばい体力あと1点。
バトルはいつもギリギリスリリング。

そしてこんな時に、虎龍の出したサイコロの目は、たったの2。攻撃力は12!
これならいける。俺は4以上を出せば勝利だ。

運命のサイコロが振られた。

結果は――――


4!!!!!!!!


ギリギリ!ギリギリの勝利だ!

いや。まだだ。まだ勝利していない。
俺はすかさず王冠を取り出す。
虎龍いやバルデス王よ。王者であればこれを見て自分を取り戻してくれ頼む! でないと俺が死ぬ! 切実ッ!!

虎龍が怒号を上げて王冠を奪う。
そしてそのまま木陰へ逃げる。
でかい図体で全然隠れられてない。
電信柱の陰に飛雄馬の姉ちゃんの代わりにマツコデラックスがいるような感じだ。
フォト
フォト

だがそんなマツコは王冠を抱え、体を小さく丸めて震えている。
やはりまだ王者の心を持っているのだ。

ここで止めを指すか、ここを立ち去るかの選択が与えられた。

心情的にも止めは刺したくない。
俺はそのまま立ち去った。
ドールはそんな俺の様子に何かを感じ取ったのだろう。献身点を1点減少させることができた。

い、言えない。
本当は、もし反撃があれば一撃で俺が死ねるからやめたなんて言えない……!

そして俺は、ついに千年樹に到達した。

次回、ついに魂吸いの間へ――――。えっその前にもう一度最大の危機が訪れる? お前の最大の危機は一体何回あるんだ?


■登場人物
サルス:第4の挑戦者。猿すぎるの略。
エドガー王:先王崩御により王位を継承した若き王。
白の魔法使い:国家財産をガメたラスボス候補で前王の側近。
ボルノ老:【白の魔法使い】の執事。なのに遠くに住んでる。
黒の魔女:老婆。ボルノ嫌い。
美魔女:黒の魔女の妹。今作の妹枠。
バードドール:火を吐く、飛べると特殊ギミック満載のドール。
バーディウス:鳥人の商人。秘伝のスープうめえ。
虎龍:虎と龍を掛け合わせ、バルデス王の魂を封入して創られる。


【ミラー・ドール】ゲームブックリプレイ 目次ページ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942923923&owner_id=7076225

次へ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1945042509&owner_id=7076225
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する