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2015年07月17日23:48

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゚Д゚) < ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ムンバイ・ドバラ (Once Upon ay Time in Mumbai Dobaara!)

地元民に聞いた! 納得できない都道府県あるある「愛知→『えびふりゃあ』言わない」「栃木→餃子以外も食べる」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=121&from=diary&id=3522093

 埼玉はダサくない! ないったらない!!
 だってほら、「なにもない」と言われる埼玉県も色々あるんだぞ色々。あれだよあれ。色々あるじゃんあれとかあれとかあれとか………(って言いたいけど、東京には勝てないし、東京人が遠出するにしては近すぎて観光地としては中途半端だし、まあ埼玉は埼玉人で完結してればいいんジャネって感じだし、別に外に自慢する気にもならないしなあ……)…うん、別になんでもいいや。玉ニューの自慢話ならしてヤンゼ!!
(↑一埼玉人の気持ちあせあせ)

 前に知り合いで「広島ってなんか陰鬱でいつまでもくらい話しかしなさそうで行きたくないなあ」とか言ってたヤツがいて「アホか」と説教してやりましたよ。ホント、勝手なイメージって勝手に醸成されていくものですね。島根のイメージをそいつから聞いてみたいような…どーせ聞いても頭来る事しか言わないよーな…って感じになってモヤモヤするのでする。うん。すなばとスタバがあるのは鳥取だかんな!

 都道府県じゃないけど、インドもそういう意味では勝手なイメージが日本で醸成されまくってる気もするけども、実際に行ったことないし映画だけでしか現代インドを知らない身としては、大きな事は言えないので「インドってさ〜」と言う声を聞いてもある程度までなら普通に流す私。エラいぞ私。ツヨいぞ私。ユーリは今日も独り行く。


ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ムンバイ・ドバラ (Once Upon ay Time in Mumbai Dobaara!) 2013年 152分
主演 アクシェイ・クマール & ソーナクシー・シンハー & イムラーン・カーン
監督 ミラン・ルスリーラー
"オレに反抗できるものなどいない…街も人も金も全てがオレの思うまま…そのはずなのに!"

http://www.youtube.com/watch?v=dj9UXzyDsOA

 ムンバイのスラムにて、子供ながら賭けレースで生計を立てていたアスラムとデール・タング。彼らはある夜、その度胸を気に入った闇社会のドン ショエーブ・カーンに誘われ彼の元で働くように。
 ショエーブ・カーン。彼こそ中東からムンバイを支配する裏世界の頂点に立つ男。かつてムンバイを支配していた育ての親同然のスルターン・ミルザーを殺し、その地位を不動とした彼は、今また彼に成り代わろうと画策する勢力をあぶり出すため、ムンバイに帰ってきたのだ!

 12年後。ショエーブは、反乱分子のあぶり出しを成長したアスラムに命じ、アスラムは仲間と共にその反乱分子がムンバイマフィアの1人ラーワルであることを突き止めるが、あと一歩の所で取り逃がしてしまう…。
 その頃、ムンバイに映画女優を目指してやってきた美女ジャスミン・シェイクは、偶然ショエーブと知り合い、彼の正体を知らぬまま仲良くなっていく。彼女に惹かれていくショエーブが、その権力を使って彼女を映画女優として大成させていく一方、兄弟分のデール・タングの恋路を応援するアスラムも、彼の恋人の親友であるジャスミンと知り合い、次第にその仲を縮めていっていつしか彼女を愛するように…。
 しかし裏切者ヘの粛正に躍起になるショエーブは、そのために周囲の部下たちをも信用できなくなり、その穴を埋めんがためにジャスミンを妻として側に置こうとする…。

プロモ映像 Bismillah

https://www.youtube.com/watch?v=n6iyy3oNazQ

挿入歌 Tayyab Ali (タイヤーブ・アリよ [愛の仇よ、悲しい運命そのものよ])

http://www.youtube.com/watch?v=PKXve3s24t0
*歌の元ネタは、1977年のリシ・カプール主演作「Amar Akbar Anthony(アマルとアクバルとアンソニー)」で使われたヒジュラーソング「Taiyabali Pyar Ka Dushman(タイヤーバリは愛の仇)」。シーン自体もそのパロディになっていて、ヒジュラーたち(両性具有の幸運の使者=女装芸人集団。なにかっちゃ手を叩いて"ハイハイ"と間の手を入れるのが特徴)が娘の結婚に反対する父親を盛大に茶化すシーンを継承している。
 このシーンの前後に、ノンクレジットでヴィディヤー・バーランが出演してたりする。


わーい(嬉しい顔) タイトルは「続・昔々、ムンバイにて」。略称OUATIMD。
 2010年のアジャイ・デーブガン主演のギャング映画「Once Upon a Time in Mumbaai」の続編。前作から引き継がれる主役(の一人)ショエーブ・カーンを、イムラーン・ハーシュミーからアクシェイ・クマールに、その周辺の登場人物もキャスト総入れ替えで製作された、シリーズ第2作ながらほぼ独立した作品(一瞬だけ、前作出演のアジャイ・デーヴガンが回想シーンで同じ役で登場してはいる)。タイトルの「Upon a Time」が「Upon ay Time」になったのは、数秘術師からの勧めによる験担ぎ…だとかなんとか(ホント?)。
 日本では、2014年IFFJ(インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン)にて上映された。

 実在のムンバイマフィアをモデルにした映画と言う事で、80年代史劇のようなギャング映画かと思っていたらさにあらず。ギャング映画を装った三角関係を描く常道ロマンス映画になっていて「え?」と肩すかしを食らった感じ。
 舞台は80年代のムンバイと言う事だけど、リアルなムンバイを知らない身としては70年代レトロギャングものと言われても気づかない程度ながら、スラム育ちのアスラム兄弟の裸一貫で裏社会でのし上がるバイタリティ、社会の頂点に立って裏から金と権力と女を操るショエーブの天下無敵ぶりとその孤独と言う対比がいい効果を出しておりました。
 まあ、個人的に印象に残ったのはイムラーン・カーンばっかりで、あとはあんまり印象に残んないくらいスルッと通り抜けちゃう映画…ですかねぇ。特にアクシェイは、あいかわらず悪ぶってるときの演技が一本調子で自分で自分の存在感を消してる感じなのが…ねえ。チンピラヒーローが似合いまくってるイムラーンもどうなのよって感じではあるけど、こちらはかっこええので良し!

 そのショエーブ・カーン演じるアクシェイ・クマール(生誕名ラジーヴ・ハリ・オーム・バーティア)は、1967年パンジャーブ州アムリトサル出身の役者兼プロデューサー兼格闘家。通称"キング・オブ・アクション"。
 軍人の家に生まれ、少年時代からダンサーとして活躍後、テコンドーの黒帯を所得してタイに渡りバンコクでムエタイ他の格闘技を修得。インド帰国後に格闘技教室を開校し格闘家兼モデル兼バックダンサーとして活躍。空手インストラクター役で1987年のヒンディー語映画「Aaj」で映画デビュー(7秒だけの出演だったとか)。91年の「Saugandh(誓言)」で主演デビューしてから本格的に映画俳優として活躍し始め、すぐに年間3〜10本前後も出演する人気俳優にのし上がっていく。
 01年「Ajnabee(異邦人)」でフィルムフェアとインド国際批評家協会の悪役賞を受賞したのを皮切りに数々の映画賞を獲得。同年には、女優兼インテリアデザイナーのトゥインクル・カンナーと結婚し、04年にはその業績を称えられラジヴ・ガンジー賞を贈られている。08年には「Singh Is Kinng(シンは王様)」でスクリーン・アワードの主演男優賞と批評家選出主演男優賞を受賞。雑誌ピープルで「現在活躍中の最もセクシーな男性」と評され、09年に全日本剛柔流空手道空友会から黒帯六段を与えられたと言う。

 アスラム役を演じたイムラーン・カーンは、1983年米国ウィスコンシン州マディソン出身。父はベンガル系ヒンドゥー教徒のソフトウェア・エンジニア、母はムスリムの心理学者と言う家に生まれ、親戚には映画俳優のアーミル・カーン、映画監督兼プロデューサーのマンソール・カーンがいる。
 両親の離婚によって母親と共にムンバイに移り、アーミル・カーンの幼少期を演じる子役として映画2本に出演。その後、母親の2度目の離婚、学校の体罰によって神経症を発症した事からタミル・ナードゥ州クーヌールの全寮制学校に転校し療養、その後に父親の住む米国カリフォルニア州サニーベールの高校へ進学。映画監督を志望してロサンゼルスのニューヨーク・フィルム・アカデミーで映画製作を修了後に広告会社で働くものの、すぐにインドに帰国して俳優の訓練を始め、その間に知り合った脚本家兼監督のアッバス・タイラーワーラーの協力により2008年の「Jaane Tu... Ya Jaane Na(君が知ってても、知らなくても)」で主演デビューを果たしフィルムフェア新人賞、アプサラ・フィルム&TVプロデューサーズ・ギルドの新人賞を受賞(この映画は、アーミル・カーンとマンソール・カーンのプロデュース映画でもある)。11年には、アーミル・カーン邸にてCNBC-TV18のCEOの娘ヴァンダナー・マーリクと結婚している。
 本作公開の13年には、本作の他「Matru Ki Bijlee Ka Mandola」「Gori Tere Pyaar Mein」「Bombay Talkies(ボンベイ・トーキーズ)」に出演。「Matru Ki Bijlee Ka Mandola」では1曲プレイバックシンガーも担当していたりする。

 映画女優や映画界がマフィアとつながっているとか、クリケット賭博の八百長とかは実際に当時あった事を反映してるそうで、そう言う点からボリウッドのギャング映画人気を探るのも面白いかもだけど…ま、私自身がギャング映画にそんなに興味を引かれないからなあ…ウーム。

挿入歌 Tu Hi Khwahish (貴方は我が願い)

https://www.youtube.com/watch?v=CB1XRxtn1TU
*メインで踊ってるベリーダンサーリーダーは、英国生まれのモデル兼女優で、主にヒンディー語映画で活躍するハーゼル・クロウニー。
 一方、ショエーブの愛人となるムムターズ・カーンを演じるのは、90年代を代表するボリウッド女優兼モデルのソナーリー・ベンドレ。
 映画出演は、04年のテルグ語映画「Shankar Dada MBBS(シャンカル兄貴の医療免許)」での主演、マラーティ語映画「Aga Bai Arrecha!」のゲスト出演(ヒンディー語映画では、03年の「たとえ明日がこなくとも(Kal Ho Naa Ho)」のゲスト出演)以来、9年ぶりのスクリーン復帰となる!

挿入歌 Ye Tune Kya Kiya (いったい君はなにをした?)

https://www.youtube.com/watch?v=w9Qo6p4XsXE

受賞歴
2014 The Ghanta Awards 最悪女優賞(ソーナクシー/Once Upon ay Time in Mumbai Dobaara!、Bullett Raja、R... Rajikumarに対しても)・最悪助演男優賞(イムラーン)

・Once Upon ay Time in Mumbai Dobaara!を一言で斬る!
「兄貴分デール・タング、いいヤツ! スラムドッグへのインド側の返答って感じもしなくもなくもないかもしれない」

・同じくアクシェイがマフィアのドンを演じるコメディ映画「Singh is Kinng (シンは王様)」はこちら
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1891952745&owner_id=3570727
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