私は、数学教師であり
現在も非常勤で勤めています。
したがって、この年61歳まで(これからも?)
数学にかかわってきたのです。
小学1年から50数年間、数式にかかわらなかった
事は一時もありません。
普通は、高校までの時期だと思いますが
ここまで関わることが出来たことに感謝です。
好きなことに関わり人生が送れたことには感謝ですねぇ〜
もう一つ、小学生の頃母親から無理矢理行かされた
珠算塾と習字教室に苦痛を感じていました。
当時は、読み書きそろばんが主で、出来なければ、
肉体労働(土方)しかないと脅されたものです。
特にそろばんは苦手で嫌でしたね。
当時の算数の時間や中学数学でもそろばんの
時間があったように思います。
高校進学の頃、私は将来はコンピューターの時代が
到来しそろばんは無用の長物になるだろうと予測
していました。
同時に、数学とコンピューターに非常に興味を持ち
ましたね。高校2年の頃(昭和48年)電卓を手にしたときは衝撃を受けました。
まだ見たことのないコンピューターに関心を抱き
大学でも数学とコンピューター理論を学びました。
パソコンを手にしたのは平成に入ってからだと思います。まだワープロ専用機でパソコンはマニアの玩具
でしたね。そのパソコンを手にしてから、興味は募るばかりで随分パソコンを勉強しました。
転機が訪れたのが、平成15年頃? 教育課程が
変わり新しい教科「教科情報」必須教科が登場しました。私は、これだと思い早々教科「情報」の免許を
取得しました。初年度取得の最も早い取得者だと思います。現在は、パソコンがなければ社会生活が出来ないほどIT社会になっています。
おかげで、パソコンにも携わることが出来たことに
感謝の気持ちです。
そして、在職した高校の公式ホームページの制作に
参加させていただき社会貢献できたことも幸せだったと思います。
当時の、そろばんに対する気持ちは今も変わりませんが、時代の流れにあったのも幸いです。
父の時代でしたらどうなっていたでしょう?
そろばんがなければ計算が出来ずに仕事にならないでしょうね。
明日の授業はエクセルの操作法です。
関数を使って指導するのですが、本職の数学の
理論を応用してわかりやすい指導にしようと
工夫しています。
昔の、そろばんの先生(商業)はどうなったでしょうか?
それは、そろばんからパソコンに代わっただけです。
50年近く前を走馬灯のように人生を振り返ってみました。
庭には、ガクアジサイが咲いていました。
梅雨の時期のアジサイは50年前の美しさと同じです。ふと遠くの時代を思い浮かべた一時でした。
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