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2015年06月21日20:29

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無言歌は続く

 気がつくともう夏至だ 半年なんて あっと云ふまである さて明日から二日 ドライブと温泉である という訳で月曜日は日記もお休みとなる 東北まで行かぬが 取り敢えず日光に行って 戻って右側の方に移動 母のリクエストで喜連川 昼はなに食おう

 さて今宵一枚目はモーツアルト ピアノ協奏曲第21番と23番 イエルク・デムスのピアノ 演奏はコレギウム・アウレウム ちょっと軽いかな

 二枚目のレコードは イツァーク・パルマンのヴァイオリン ヴィルトォオーゾ・ヴィオリニスト 妖精の踊り チゴイネルワイゼン等々 小曲集も 聞いているのは楽しい 大曲ばかりがいい曲と云ふのではなひ

 午后ちょいと雨が降って 三好達治の歌を思い出した

   淡くかなしきもののふるなり紫陽花いろのもののふるなり

 紫陽花が美しい 我が家は母が増やしたので そこかしこに紫陽花がある 花がある風景はきれいなものだ 季節を感じる花である 夕方晴れて太陽が出たら結構暑かったが 八時を過ぎると暑くはなひ 今年のスイカは不出来かも知れなひ

 夏至と冬至 それぞれの真ん中が秋分と春分 これらを二至二分と呼ぶこともある ちゃんとMacでさえ一発で変換できる語句なので 知ってゐるひとは知ってゐるか この国は地球の上半分に位置している と云ふ事は地理の時間で習った通り昼間が長くて 太陽がもっとも輝く季節である 単純に冬至と五時間近く違ふらしい よく使われる「短夜」が 夏をあらわして 「短日」が冬を表現する 日本語には季節を表す言葉として 「日永」 「夜長」 と云うのがあるが おもしろいことに このふたつ 夏と冬の言葉ではなひ 何故か春と秋の言葉である ここまで使い分けれれば 言葉の魔術師である

 さて 今日生まれて今日死んだ男が昔ありける 林子平である ある漫画でおもしろく書かれている 「風雲児たち」 だったかな いまもどこかで連載中だが 三十年くらい前もあって 多分加筆訂正されているのだろう とってもおもしろい漫画で これで幕末は判る と云ふほどの漫画で お暇な方は一読を勧める 漫画で 劇画ではありません しかし昔は自由に本を読むことが出来なひ時代もあった 発禁本 と云ふのがあって これも出所はバチカンである 犠牲になったのは ユーゴーの「レ・ミゼラブル」 うそーって感じ フローベルの「ボヴァリー夫人」 パルザックやデュマも然り デカルトやベ−コンなども発禁である 新しいところではカントの」純粋理性批判」も同様であった バチカンがこのようなことをやめたのは 1966年 思えばつい最近である
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