市役所の用を済ませて帰ってきましたら、カミさんがデジタル一眼を首から下げて何かを撮っていました。最近カミさんもたまにはカメラを手にするようになりました。
「去年船橋の嫁さんが送ってきた花が、今年もよく咲いてくれたので、見せようと思って撮っていたの。そうしたらイークンが寄ってきたのよ」
そこで春の日を浴びる花とイークンの写真にすることにしたのだそうです。
イークンとは我が家に君臨する茶トラの猫。メイクーンの血が流れているらしく、見た人が「犬かと思った」というほど大きい猫です。
デジタル一眼カメラは、シャッターを押せば撮れるようにセットされてあるので、カミさんはバチバチ撮りまくったようです。撮った後は私任せ。液晶の画面で写したシーンを見せてと迫ります。
「あら、よく撮れているじゃないの。これをフォト葉書きにしてね」
自分でも簡単に使えるカメラを買おうかと考えていたカミさんだったのですが「これだけ撮れれば十分ね」と自画自賛、その必要はなくなったようです。
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