飼い主がうつ伏せで。
足を膝から立てて、宙をぶらぶらさせているのが大嫌いな生き物がいます。
ヴァンさん@8歳トイプードル♂です。
むかしっから、この飼い主の足が大嫌いなヴァンさん。
飼い主が本を読みながら足を立てると、どんなに熟睡していると思っていても、
目をカッと開いて、
がるるるるる...
と唸りだします。
気にせず、そのままぶらぶらさせていると、
がうっがうがうがうがうっっ
と足先をつかまえて牙をむくのです。
目の前をチラチラするのが嫌なのかな、
自分にぶつかると思うのかな、
と思って向きを変えたりしてみましたが、
飼い主がどこにいても、この足の動きを察するや否や
がるるるるる...
という音が聞こえます。
実際。
ヴァンさんのがうがうっというやつは、たいして怖くありません。
1歳までイヌのうじゃうじゃいる犬舎で育ったからかなんなのか、
ヴァンさんは案外、寸止めをわかっているようです。
飼い主の足に襲いかかって牙を立てても、威嚇の域を出ないので
たいして痛くはないんです。ビックリはするけど。
なので飼い主は、がうがう言いながらヴァンが飛び掛かってきても、
そのまま本の頁をめくりながら足をぶらぶらさせ続けます。
ヴァンさんは、足を捕まえようと二本足で立って前足と歯を使って止めようとするのですが
まあ、むしろフワフワした前足が飼い主の足に絡みついてくるので、きもちがいいくらい。
その日も、ヴァンが絡み付いてくるのを適当にあしらいながら、
ぶらぶらさせつつ本を読んでいましたところ...
あイテっ
短気を起こしたヴァンさんに、尻を噛まれました...。
一向につかまらない足にしびれを切らし、根元を狙った模様...くそう意外とかしこいな!
感心している場合ではありません。
適当にあしらっていましたが、そもそも飼い主に唸り声をあげるって段階で言語道断ですから。
まったくもって、なんとかしないといけません。
それにしても、なんでこの足がそんなにキライなのかしらねえ。
別に、何にも危害は与えて無いはずなんだけどねえ。
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