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2015年02月16日18:50

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京都マラソン2015

 京都マラソン2015が終わりました。

 京都マラソンも3年連続3回目の出場。この縁の強さもさることながら、過去の京都ではどれもいいレースができているなど、相性の良さもあり、今シーズン悔しいレースが続く自分にとって転機としたい節目でもありました。

 京都マラソンでは前日に寺廻りをするのが私の楽しみですが、今年は朝から滋賀まで足を延ばして久しくご無沙汰であった西国三十三箇所巡りとして「三井寺」「石山寺」に行きました。伽藍を一巡りし、朱印を頂いてから京都入り。受付を済ませたうえで会場をまた一巡りし、ようやくホテルに到着しました。電車を活用したとはいえ、かなりの距離を歩いてしまい、少し明日への影響が心配に。

 当日の朝は薄曇りのマラソン日和。スタートエリアのAブロックにてスタート待ちしているとたくさんのテレビカメラやマスコミ、そして多くの芸能人やリポーターがすぐ脇におり番組の収録をしています。当然ランナーへカメラを向けたりインタビューしたりと、華やかムード。

 京都マラソンは今年から一部コースが変更され、中盤の難所であった狐坂が無くなり、代わりに府立植物園内や京都御所、京都市役所あたりの街中が追加となったことで高低差が幾分緩くなり、走りやすくなりました。

 午前9時に一斉にスタート。号砲からスタートライン通過までなんと僅か10秒。いきなり感動を覚えました。Aブロック恐るべし。

 今回は前回、前々回の反省からタイム的に「過ぎた欲」を捨て、前半の入りのペースをさらに落として臨みました。またタイム的な焦りからフォームが崩れないように細心の注意を払いました。とはいえ、前日に散々歩いてしまったからか、始めは体が重く感じられて自然にペースは控え気味に。

 途中15キロあたり、前職場の同僚が沿道で応援をしてくれており、ハイタッチで元気をもらったあたりからようやく体が軽くなってきました。ただこの頃から時雨が降り始めます。

 中盤はランナーもばらけて、自分の周りのランナーも同じくらいのペースの人ばかりになってきたからか、刺激を受けながらもペースを乱すことなく、とても走りやすい。いつも一人で練習しているので特にそう感じます。

 35キロ地点の京都市役所前。前回、前々回いずれも両ふくらはぎが痙攣を起こしてしまった魔の35キロ地点。今回は何とか無事に走り続けられました。とはいえ状態はギリギリでしたが。

 38キロ、今出川通の最後の上り坂。このあたりからさすがに呼吸が苦しく、喘ぎ声交じりで何とか凌ぎます。

 41キロ。呼吸も脚も限界ながらまだ機能しているため、力を振り絞りスパート。ここからゴールまでの1.195キロで多くのランナーを抜くことができました。しかしもう喘ぎ声どころか意味不明の雄たけびに近い声を上げながらなので、周りの人たちは怖かったかも。申し訳ない。

 グロス 3時間4分44秒
 ネット 3時間4分34秒

 自己ベスト更新。そして何より脚が壊れず、限界までスパートをかけてゴールできたことが嬉しかった。

 前職場の同僚からの情報で、KBS京都の放送後のエンディング映像でそんな私のゴール後の姿がドンと出ていたそうで、それもまた思い出深い。

 次走は1週間後の姫路城マラソン。今週は回復に専念、ビールはまだお預けです。


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