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2015年02月21日14:50

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納豆の誘惑

実は、同名の日記を午前中に揚げたのだが、
揚げたつもりになって消してしまったのだか、
何かのトラブルで消えたのだか、
某新聞のコラムをそっくり引用していたので「消された」のか……
よくわからんのだが、
やっとこさ、気を取りなおしてリアップを目指そうと。

しかし、一度書いたものをまた書くという作業はつまらんな。

さて、本日付某新聞社の「よく入試に使われる」と言われているコラムに、
「納豆」の話があった。

その中でさらりと語られる「抵抗勢力」の話である。

>20年ほど前の小欄が、納豆のことを「おそるおそる」書いている。
>その前に取り上げた時、西日本の読者から苦情の手紙を何通も頂いたからである。


西日本ローカルの一部民衆の、なんと意固地というか偏狭なことかわーい(嬉しい顔)
彼らにとって「納豆」は、
あまたある食べ物の中で、口にあうとかあわないではなく、
憎むべき「敵」なのである。
鬼畜米英みたいなものなんですよね、納豆は。

例えば、このコラムで「お好み焼き」を取り上げたとしても、
お好み焼きが嫌いな人から苦情が来たりはしない。
(いや、絶対無いとはいえないけどさ……)
普通、そういう「おかしな偏狭さ」は恥ずかしいことであって、
人前で偉そうに抗議したりするものではない。
自分は好きじゃないけど、別にどうだっていいやで終わるものだ。
しかし、この西日本ローカルの一部民衆の手にかかれば、
「お好み焼きの発祥は、戦後の東京が有力」などと書いた日には、
苦情の手紙では済まないレベルで、威力業務妨害級の抗議がおしよせるであろう。
(たぶんな……)

なぜにそこまで、この西日本一部ローカルはそうなんだろうか?
彼らのこういった行動は、非常に韓国の反日感情と似ている。
クリソツである。

つまり、「憎い」のだ。
敵なのだ、彼らにとっては。
理由なんかあとからいくらでも勝手につけるだけで、
本心は「憎い憎い憎い」「自分のほうが上だ!」「自分らのほうが偉い!」
という、簡単にいえば絶対に抜けない劣等感に支配されているから、
永遠に「憎い」のである。

別に「納豆」である必要はなかった。
しかし、
あまり西日本一部ローカルには馴染みがなく、
なおかつ劣等感の対象である「東京地方」でよく食べられているものは、
極論すれば、

   「あっちは何でもカスで、こっちが偉い!」

と言わなきゃ気がすまない。
ちょっと前に書いた、すき焼きの味付けのようなものだ。

西日本でも「反東京感情」を意識していない人は、
すき焼き一つとっても、客観的に考える。
「良い肉でやるときは焼いたほうが美味しいと思うけど、
 わり下で煮る牛鍋もそれはそれで美味しいよね」
というような感じだ。

しかし、西日本一部ローカルの民衆にはそれはできない相談なのだ。
「憎い」から。


そこで、納豆はつまり「巨人」のようなものなのだなと思う。

別に「納豆」という食べ物が東京を代表するようなものではないし、
「東京らしさ」でもない。

西日本一部ローカルをのぞき、全国的に食べられている人気食品である。

でも、彼らには違う。
「納豆」は東京の象徴なのだ。

理由なんかどうでもいい。
「東京もんが食っとるあんな気色の悪いもんを食えるか!」
と言えれば気持ちが良いのだ。

コラムに戻って、例えば「読売巨人軍優勝」というタイトルで書いたとする。
(まあ、この新聞があえて読売を出す可能性は極めて低いがね)
すると例によって、西日本ローカル民たちはこぞって、
「ゴミ売の応援なんかしくさって!もう買わんぞ!」とかなんとか、
苦情を叩きつけるはずだ。
しかし「阪神タイガース優勝!」のコラムがでても、
東京人どころか、ジャイアンツファンや他球団のファンであっても、
苦情なんて一切言わないだろう。
(いや、なかにはいるかもしれないがな……)


こうして、西日本一部ローカル民は、
「仮想東京」の物体に対して、憎しみをぶつけ続けるのである。

哀れなことだな。
少なくとも、彼らが思う程度の100分の1も、
東京民は大阪を意識していないというのに。


フォト


しっかり、おこげをつけた雑穀玄米に納豆。
美味うまい!

賞味期限をかなり過ぎたものでも、そんなに保存が悪くなければ、
美味しく食べられます。


納豆を食するにあたって一番ダメなのは、
「冷蔵庫から出してすぐ食べる」ことです。

これだと、納豆本来の旨味を引き出せないし、
保存中にこもった嫌な匂いもしっかり残ったままになるでしょう?

納豆は、食べる30分前くらいには冷蔵庫から出して、
ほんのちょっと卵白を加えて、
しっかり空気を含ませるようにまんべんなく撹拌して、
暖かいところにおいておく。

これで旨味もアップし、いやな匂いもほぼ消えます。
(保存の悪いアンモニア臭のきついのはダメだけどね)

魯山人ぐるぐるをやるのは、バカ舌だけですからやめたほうがいいですよ。


フォト
ごま油でさっと炒めただけの味を入れない野菜炒め。
生姜をけっこう使って味が出る。

フォト
今日も良く焚けましたうまい!









◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(天声人語)納豆をフランスへ
2015年2月21日05時00分
 落語家の五代目古今亭(ここんてい)志(し)ん生(しょう)は一時期、寄席から締め出されて納豆売りをしたことがあるという。しかし、売れなかった。「納豆ぉ〜」という呼び声が恥ずかしくて出せなかったからである。仕方なく売れ残りを朝昼晩と食べ続けた▼そんな失敗をしても、納豆を嫌いにはならなかった。年を取っても毎朝食べた。他のおかずはいらなかったそうだ。長女の美濃部美津子さんが著書『三人噺(さんにんばなし)』で思い出を語っている。「とにかく、納豆なしじゃいらんないってくらいでしたね」▼好き嫌いが分かれる食品だろう。20年ほど前の小欄が、納豆のことを「おそるおそる」書いている。その前に取り上げた時、西日本の読者から苦情の手紙を何通も頂いたからである。少なからぬ納豆嫌いに向け、独特のにおいや粘りを抑えた製品がつとに開発されてきた▼今度は、混ぜてもポロリと箸から落ちる納豆の登場だ。粘り成分は通常より25%少なく、混ぜる時の抵抗は3分の1程度という。国内の消費が細る中、「水戸納豆」で知られる茨城県が県内の企業と組んでフランスへ売り込んだ▼豆を煮込む伝統料理「カスレ」に使ったり、ペースト状にしてパンにのせたり。先月、リヨンであった見本市に出品して提案したところ、関心を持たれたそうだ。美食自慢の国に受け入れられるか、楽しみである▼糸引きの弱い納豆とは何か頼りない感じもするが、和食を世界に発信する挑戦の一つとして頼もしくもある。「納豆ぉ〜」と呼ぶ声が響いてくる。

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