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2015年02月20日12:07

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【NEWS】マッサンに見るドラマの描き方

マッサン夫婦、大阪撮影終了に涙で感謝
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=3282391

ところで、シャーロットはもともとブロードウェイ系の役者さんで、
けっこうダンスが上手いらしいんだよね。
このあと、なんと「CHICAGO」の主演が決まっています。
日本人客も相当付くだろうから、そこそこ行くんじゃないかな?
1周間で終わりってことはないでしょうねきっと。

「マッサン」でリタじゃないエリー(エリーってことはAliceなのかな?)の、
オーディションを受けたのはそれなりな冒険だったはずだけど、
ひとまず、いいキャリアを積んだのかもしれないね。

この先日本で稼ぐこともできるだろうし、
「CHICAGO」が評価されれば、
ブロードウェイでの地位も急上昇する。


     ほっとした顔  ひよこ  うまい!

おおむね、日本人お茶の間の印象では、
シャーロットは好評価なのではないかな?

   *やっぱりパツキンのねーちゃんには弱いほっとした顔(彼女の地毛は黒いけど)

その「エリー人気」もあって、
なんとなく「マッサン」は好評価なんだと思う。
朝ドラなんてそんなもんさ。


ただ、始まった当初から、
どうにも居心地の悪さが、私にはありました。

    「ん〜〜〜、なんだろうなあこの……
     気色の悪い演出と深みのない本は!」

本の問題は重要で、
脚本家がある程度までの大きなデザインを決められるわけだから、
「本がチャラい」とどうしたって、中身はペラペラになります。

朝ドラに重厚感はいらないんでしょうけど、
「史実を扱う」以上は、もうちょっと何とかしろよって感じ。
もともとこのドラマは関西制作であるから、
関西の雄である「サントリー」を悪くいうことはできない。
   *それは東京制作でも同じことだけどニュアンスが違うだろうな。
    日本を代表する企業としての暗部に切り込むかどうかは。
そのあたりのことも本当に歯痒い。

マッサン自身の「人間的ダメさ」も救いがたい。
何ヶ月も家賃を滞納とか、
目算が外れて「原料代を払わない」とか、
もう犯罪者レベルでしょ?
そのあたりを、「軽く流す」感覚も気持ち悪い。

一言で言えば、「竹鶴政孝」は問題のある人ですから、
「とにかく好感度が上がるような描き方」には、気持ちが悪い。

これは、あらゆるドラマについて言えること。
例えば見ていないけれど「坂本龍馬」だったら、
口先だけの「嘘つき」だったりする人として信用ならない部分は、
きっと描かれなかっただろうなと予想する。

「徳川家康」あたりから、
大河でさえも史実無視によるよいしょ精神満載のでっち上げになっちまったので、
見る気が起きない。



でも一番しんどいのは、ホームドラマテイストが、
ちっとも時代を反映していないってことです。

ガキを甘やかしすぎるし。

たぶんですが、
竹鶴政孝は今で言えばDV、昔は普通なくらいの暴力は振るっていた気がします。
そういう性格だし、そういう気風で育ったでしょ?(たぶんだよ!)
リタだって、子育てにピシっとやってなかったでしょうかねえ?
いちいち、

   「ベタベタ甘すぎるんだよ!」

そういう現実感のなさ、現代風に何でもすり替えちまうところが、
ドラマをゴミみたいに悪臭を放つものに変えてしまうといえば、言い過ぎですかね?

それから、演出。
オープニングから感じる違和感。

あとで気づいた。

   「あ!韓流!!」

見つめ合ったり、くだらない演出くだらないカット、愛の大安売り。
それか!
このドラマが一段と気色悪くなっていくのは。

そういえば、「マッサン」では栄一郎である鳥井吉太郎には息子がおります。
それが、三代目社長の鳥井信一郎ね。
(二代目佐治敬三は、吉太郎の弟)
昭和6年から半年以上竹鶴政孝と鳥居吉太郎は「欧州旅行」をしているんですが、
そこは、都合がわるいのでスキップしましたね。
リタを連れて帰ったのかどうかはしりませんが、
ずいぶんとしっかり、スコットランドやフランスを回っております。

結局「愛のドラマ」に都合の悪い部分は「ないことにして」
愛の大安売りをするのが、
いまどきの人には「気持ちが良い」んでしょうか?

韓流ドラマの気色の悪さはまさしくそれだと、私は思いますが。

そして、非常に陳腐な「戦争の描き方」

戦争は、その時代のドラマを作るときに避けては通れない問題です。
何をやったのか?
何を選択したのか?

ドラマ「マッサン」で離婚してまでエリーを帰らせようとする描写は、
フィクションです。
少なくとも、残された文献や証言にはそんな事実はありません。

こういうところが、





         「イヤなんだよ!」


         がく〜(落胆した顔)ちっ(怒った顔)がく〜(落胆した顔)


史実では、
迫害を受けるリタと娘ははっきり言って不仲になって、
娘は家出し死ぬまで関係は修復しません。
リタは「酒に溺れて」いきます。

さあどうする!
















◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
マッサン夫婦、大阪撮影終了に涙で感謝
2015年02月19日 21:34 日刊スポーツ

 シャーロット・ケイト・フォックス(29)が19日、初の外国人ヒロインとして奮闘したNHK連続テレビ小説「マッサン」の最後のスタジオ収録を、同大阪放送局で終えた。

 玉山鉄二(34)演じる夫に最期をみとられる場面などを収録。昨年5月から、連日深夜まで及んだ異国での挑戦で、この日も3時間近く遅れて終了。何度も最後のシーンを撮り直した。

 最後のモニターチェックでは、玉山に寄りかかり、シャーロットはすでに涙。嗚咽を漏らしながら、モニターを見つめ、終了の合図があがると、2人は泣きながら抱擁した。

 シャーロットは日本語で「ごめんなさい」と切り出すと、感極まって用意していた日本語を忘れたと告白。英語で「今日という日は、はるか遠くの日だと感じていました。(収録前の)恐怖が温かみに変わり、とくにマッサン、玉山さんには心から感謝しています」とあいさつ。母国の米国に家族を残し、10カ月に及んだ収録を振り返った。

 玉山も声を出して男泣きした。シャーロットが日本での女優初仕事でもあり、当初は日本語もまったく話せなかった。それだけに「僕がいっぱい、いっぱい、耐えて引っ張っていかなきゃ、と。現場でどんなに苦しくても、つらくても、笑顔を絶やさないようにしてきた。前半はずっと、自分にウソをついていた」と声を震わせていた。

 今後、北海道ロケを残すが、スタジオ収録はこの日が最後。クランクアップ・セレモニーも行われ、2人は別れを惜しんでいた。



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