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2015年02月08日20:00

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平和教育に求めること

中学生・高校生なら「悲惨さ」だけを強調した「戦争反対」に疑問をもつのではなかろうか。
もちろん、戦争・殺し合いなど絶対にないほうがいい。
が、当時の世界、当時の大日本帝国がどういう状況だったか、なぜ戦争に突入していったのかを知らなければそれらの疑問には絶対に答えられない。
国民はなにも知らずに政府や軍が天皇陛下万歳で勝てると思って戦争に突っ込んでいった、などということはない。
大日本帝国が当時の国際法に反して他国を「侵略」したということもない。
対アメリカ開戦で少なくとも海軍は長期戦になれば勝てない、と認識していた。
戦争犯罪という法的概念がなかった当時の日本人が「戦争犯罪人」と言われる筋合いもない。
それでも、大日本帝国はアメリカへの宣戦布告を余儀なくされ、3年以上にわたる長期戦に突入し、敵味方だけでなく多くの命が失われた。

反省するなら、平和を学ぶなら、死傷者や特攻隊、原爆、無差別爆撃などの結果だけを見ていてはいけない。きちんと時代背景や原因を自分で調べ、考え、二度とそのような事態にならないように常に努力しなければならない。
そして、日本人は「戦争という事態に陥ったとき、大日本帝国軍人が、沖縄県民が、日本人がどんなふうに戦ったか、どれほど勇敢だったか」についても知っておいてほしいと思う。

「本物の反省」はそういった多くのことを知った上でなければできないはずだ。

■日教組「特攻隊」で平和学習 教研集会“タブー”題材扱う
(産経新聞 - 02月08日 08:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3264280
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