※寝てゐる時に見るやつの方です。
みゆみゆサソは、よく夢を見る&見た夢をちゃんと覚えてゐる人だったのですが、ここ最近は、夢すら見ることがないくらい、ガッツリ寝る人へと変貌を遂げておりまして。
それが、とても久しぶりに、二日連続で夢を見ましての。昨日から今日にかけて見た夢は、まぁそこそこえぇ感じというかフツーの夢だったわけですが、一昨日から昨日にかけて見た夢が、なんとも胸糞悪いというか、身震いするというか、いろいろ考えさせられる夢でして。
※こういう夢を見てやろう、と思って見たわけでも、「こういう夢を見た」ってことにした方がネタとして盛り上がるだろうと創作したわけでもございません。ただこういう夢を見たよ、ってだけのことで、そこに深い意味も意図もございませんのことよ。
※しかし、夢を見てゐた本人であるみゆみゆサソですら、途中で見るのをやめようかと(=起きる)思うような夢でしたが(つまり、「明晰夢」だった)、一応、それなりのところまで見続けてしまったのは、悪趣味な好奇心ではないかと指摘されたならば、それは否めませんな。
どうやら小学校の教室らしいところにいるみゆみゆサソは、(その夢の中の「設定」では)どうやらそういう場所に居てもおかしくないような年齢らしく。
あと何分か(3、40分くらいだろうか)後に、原子爆弾的なものがその学校の付近に投下されることを、何故かみゆみゆサソは知っており。
それを知ってゐるのであれば、逃げるなり、周りの人間に知らせるなりすればいいものを、みゆみゆサソはそうしようとしない。
それどころか、その教室内にある物(机とか、椅子とか、ロッカーとか)をうまく利用して、いかに熱風や衝撃を防ぐor和らげることができるかに腐心しており。
オノレの考え得る最適な条件下で、爆弾が投下されるのを今か今かと待ち構えるみゆみゆサソ。
そして遂に、その時が来た。
音が音ではなくなるほどの爆音と、
光が光ではなくなるほどの閃光と、
寒さも暑さもわからないほどの熱量が、
一気に押し寄せてきて。
ぶっ飛ばされてあちこち擦り剥きはしたものの、タヒななかったのは、「夢」だからなのだろう。
静かで、真っ暗で、寒くて、暑くて。
建物自体は倒壊していなかったけれど、枠だけ残して、中身がすべてぶちまけられたように空っぽで。
生き残った何人かで、理由もなく、海を目指してゐた。
人が造ったものはただの瓦礫になってしまったのに、火が降ろうが氷が降ろうが、元から存在したものには変わりがなくて、ただただ呆然と海を見つめてゐた。
あたしはどうして、逃げようとしなかったのだろうか。
あたしはどうして、「なんとかうまく防げるだろう」と思ったのだろうか。
それは結局、本当の「戦」を知らないから。
本当の「生命の危機」に遭遇したことがないからだ。
それより何より、これが「夢」だとわかっていた。
こんな恐ろしい夢が、「現実」である場合もあるというのに。
ログインしてコメントを確認・投稿する