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2015年02月01日22:05

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ジョーカーゲーム・エクソダス 神と王・蒼き鋼のアルペジオ DC観てきたよ

■ジョーカー・ゲーム
うーん。スカした演技が痛々しくて観ていられない、という感じの映画でした。原作は人気らしいのに、まったく読んでみようという興味を抱かせない、罪な映画です。特に深田恭子が拷問受けるシーンあるんですが、ぜんぜん痛くも苦しくも無さそうな適当な喘ぎ声。脱がしもしないし、拷問受けてるのに顔は化粧したばっかりのようツヤツヤ。汗と涙でどろどろになってないとおかしいし、鞭打ち受けてるのに顔にかすり傷一つないって、ヌルすぎでしょう。主演亀梨だし、アイドル映画ってことなんですかねえ。ほんとうに時間とお金の無駄でした。観ようと思ってる人はよーく考えて。

■エクソダス 神と王
リドリー・スコット最新作。2時間半あるので飽きるかと思いきや、最後まで眠くなったりせずに観れましたよ。原作はもちろん旧約聖書の出エジプト記なんですけど、だいぶ設定やエピソードが変わってますね。モーゼが(物語開始時点では次期)ファラオと親友ってところからもう、旧約聖書とはちゃうねんで、というリドリー・スコットのメッセージなのでしょう。クライマックスは紅海を渡るシーン。SFの重力制御みたいにやるのかと思ったらそうではなく、半日かけて海がだんだん干上がっていくという演出になってました。海を割ったりしません。十戒の石版は1枚しかないし、たたき割ったりもしない。またモーゼが自分で掘った(神の啓示を受けてそれを写した)ことになってます。放浪の40年はほぼカット。これええんかなと思ったのは、まあ原作通りなんですけど、モーゼに神託を与える神はあくまでもヘブライ人たちの守護者であって、とても天地創造を行った存在には見えないんですよね。エジプト人達には徹底的に冷酷に振る舞い、あくまでも民族宗教の神としてしか描かれない。歴史的にも旧約聖書の記述に対しても忠実ではあるのですが、現代に生きるクリスチャンはこの神様をどう受け止めるんですかね? エジプトを遅う災厄は、ワニよりカエルよりアブより雹より、イナゴが恐ろしかったです。ありゃ耐えられん……。観る前に出エジプト記の内容をおさらいしておけば良かった。お勧めできます。

■劇場版 蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ DC
感覚的には、総集編80分・新作40分の120分、てとこですかね。総集編部分は本当に総集編なので映画として観れるものではない。TV版未見の人は、観てはいけない。気を付けましょう。新作部分は、あんまりネタバレしないように書くとですね、振動弾頭をアメリカに引き渡したあとが描かれており、振動弾頭の実戦投入、イ401とヒエイの戦いの後、ムサシと親父登場でお終い。続きは10月公開のアルス・ノヴァ カデンツァとなるらしいです(TV第二期じゃないんだ!)。親父はツラ見てジョージっぽいなと思ったらジョージでした。対ヒエイ戦は、原作の各戦闘エピソードの詰め将棋みたいな雰囲気がなく、なんとなく行き当たりばったりに動いてるだけで群像のオーラが無いのが気になりました。がんばれよ主人公……。いずれにせよ秋の映画にも期待してます!
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