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2014年12月31日20:19

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よいお年を

早稲田が帝京大に惜敗で始まった平成26年でしたが、東海大に惜敗で終わってしまいました。

27日の土曜日は、駿台のお茶の水3号館で12:40まで授業をしていたので、11:40キックオフの早稲田ー東海には行きませんでした。

私がいけなかったのです。

13:00頃にお茶の水から電車に飛び乗り、信濃町駅から秩父宮ラグビー場まで全力疾走で駆けつければ、最後の10分には間に合ったはずでした。その最後の10分に声援を送ってやれなかったことが、今年の選手たちに申し訳なく、深い悔恨となっております。


思えば平成14年、東海大学が初めて全国大学ラグビー選手権への出場を決めた年、私は東海大文学部日本文学科で教えていました。学内の掲示で、「秩父宮へ応援に行こう! 対早稲田大学戦 必勝!」とあるのを見て、「フン」と鼻を鳴らしてせせら笑ったものです。「東海が早稲田に勝つなんて、100年早いわい」と。

100年どころか、あれからたったの12年で負けてしまいました。12年前に私がそういうことを思ったのがいけなかったのです。

駿台から帰宅してすぐにテレビ中継の録画を見ました。

今回の敗戦は、むろん2回のコンバージョンキック、3回のペナルティーキックを全部外した小倉と横山に直接の原因がありますが、本当は私のように慢心している卒業生が悪いのです。「まぁ、東海だから、直接声援を送らなくても勝てるだろう」という慢心が、彼らを負けさせてしまったのです。

明治は、対抗戦で筑波大勝ったにしては、大学選手権では同じ大学ににずいぶんな大敗です。筑波大は、帝京のように作られたサイボーグ戦士ではなく、一つ一つの敗戦から学び、考え抜いて戦術を練り上げます。その戦術に会わせて体も作ります。だからいつも大学選手権に入ってから、大きく伸びるチームができるのです。

中央大学は、「勝ち点ゼロ」とは大変なことをしてしまいました。東海地区代表の朝日大学が天理から4トライをあげてアッパレ「勝ち点1」をとったので、関東リーグ戦グループ5位の中央大が勝ち点で最下位となり、来期の関東リーグ戦グループ5位校は、東北北海道代表、九州四国中国代表と、セカンドステージ進出決定戦(ファーストステージ)を経なければならなくなりました。

同時に東海地区1位校には、セカンドステージ進出権が与えられることになり、朝日大学は東海地区リーグ全体に対して、多大な貢献をしたわけです。

もちろん、中央大学はその逆です。関東リーグ戦グループに対して、重い責任を負うことになってしまいました。

初戦で早稲田が立命館に勝った時点で、大学選手権準決勝と決勝の切符を買いました。

買ったからには行きますが、間の抜けた正月になりそうです。決勝戦で筑波が帝京にどこまで迫れるかを楽しみにします。

これで、日本選手権には筑波・慶應義塾・東海・帝京の4校の出場が決まりました。日本選手権では、帝京を応援します。

歌手の北島三郎は、例年紅白歌合戦から帰宅すると、元日は自宅で過ごし、2日は国立競技場に大学選手権準決勝を見に行っていましたが、今度は行かないそうです。「早稲田が負けたから」ではなく、6日にはじまる最後の座長公演の準備に入るそうです。


全国高校ラグビーもテレビで見ていますが、北北海道代表の中標津(なかしべつ)は頑張りました。27日の開会式も録画で見ましたが、西日本のチームが揃って長袖の「開会式専用防寒ジャージィ」を着ている中で、中標津は皆試合用の半袖を着ていました。中標津の子たちにとっては、大阪の冬など寒いうちには入らないのでしょう。選手宣誓は中標津のキャプテンでしたが、立派な宣誓でした。2回戦で敗れはしましたが、よく戦いました。

昨日は、東日本唯一のAシード校として期待された國學院栃木が、大分舞鶴にあえなく敗れました。春の選抜で全国準優勝を果たした桐蔭学園が神奈川予選で優勝していれば桐蔭がAシードだったのですが、神奈川予選で優勝したのが慶應だったために、國學院栃木には少々重い、Aシード扱いになりました。

コザ高校(沖縄)対慶應義塾高校(神奈川)をテレビで見ました。慶應は桐蔭を粉砕したモール戦法を駆使して圧倒。元日の戦いにも期待を抱かせましたが、たぶん元日(3回戦)止まりです。ベストエイトに東日本勢が入ることはないと思います。

小澤征爾応援団長が率いる成城学園を破って2年ぶりの花園を勝ち取った國學院久我山を応援しますが、過剰な期待は、あとの喪失感も大きいのでやめておきます。

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今月に入ってから、暇さえあれば掃除ばかりしています。昨年の年末は、在宅時はほぼベッドに横になっていたので、ろくに大掃除をしていません。2年分の汚れはなかなかの物です。

まもなく、5人分(老母・愚兄・私・愚弟・兄嫁)のカニを持って、千葉県松戸市の実家に行きます。

元日に初詣。2日に大学選手権準決勝。3−5日は、老母を自動車に乗せて奈良県吉野郡まで2泊3日の小旅行です。

6日になれば、また駿台の直前講習。大学を辞めた今年度は2月の成績算出がないので、2−3月は呆けたように、山登りに精を出すと思います。


昨日、駿台2号館では、包丁を持った生徒が他の生徒を刺してしまいました。

http://breaking-news.jp/2014/12/30/015685

昨年の大晦日に本欄で予想したとおり、私にとってはろくでもない年でした。

皆様はどうか、よいお年をお迎えください。
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