7月16日
7月初めの薬師岳以来山に行っていない。夏山縦走の前に足慣らしの山歩きがしたい。
この時期、比較的近い山は皆標高が低いので暑くていやだが・・・
でも、行くんならやっぱりオオヤマレンゲ咲く八経ヶ岳でしょ!!!
梅雨の晴れ間の16日、6時過ぎに行者還トンネル西口に着く。
オーソドックスなコースだが、うちからはここの登山口が一番近くて、3時間ほどで着く。
平日の早朝、車はまだ数台だ。
登り始めてすぐに、足元に紫色の変わった花が咲いていた。何だろう?
もしかしたら、この時期に咲くショウキランかなと思う。今回はオオヤマレンゲも見たいが、ショウキランも見たかった。
50分ほどで奥駈道に出る。
今日の空は抜けるように青く綺麗だった。時折吹く風は涼しくて、まるで秋のようだ。
アップダウンの少ない奥駈道を進む。
弁天の森に着く。この先にショウキランが咲いていると書いてあった。注意深く探しながら歩くが見つからなかった。
弥山の小屋に9時に着く。山頂の神社にお参りしてから八経ヶ岳に向かう。その間にオオヤマレンゲの自生地があるのだ。
オオヤマレンゲは鹿の食害を防ぐために網で囲ってある。入り口の戸を開けて中に入る。
白い花が出てきた。
オオヤマレンゲは蕾も多いが、もう枯れた花もけっこうあった。
案外見頃の花が少なかった。時間が早いからだろうか。
八経ヶ岳に着く。
まだ10時過ぎだ、どうしようか考える。そばにいた単独の男性2人は明星ヶ岳まで行くと話している。
私が弥山に戻って狼平を往復して来ようかなと話したら、「それなら、ぐるっと周回したほうがいいよ。」と言う。それは私も考えたのだが、時間がかかりそうだ、。
弥山から往復したほうが速い。どうしようかと迷ったが、とりあえず明星ヶ岳まで一緒に行くことにした。
明星ヶ岳の下まで来ると、「奥さんはそっちだよ、道を間違えないようにね。」と言われた。
さすがにもうお嬢さんとは言われない・・・
何だかもう狼平周回コースを行かざるを得ない感じだ。
その言葉に後押しされるようにして狼平に向かった。
このあたりはシラビソやトウヒなどの針葉樹が多く、それまでとは雰囲気が違う。シダも多く生えている。
枯れた木も多い。
予想したよりも早く狼平に着いた。そばを流れる弥山川で顔を洗う。気持ちがいい。
ここから先にもオオヤマレンゲが自生している。
階段を登る。
何本かの木にオオヤマレンゲの花が咲いていた。八経ヶ岳のオオヤマレンゲよりも小ぶりだ。
弥山小屋に戻ってからトンネル西口に戻る。
弁天の森の近くvでショウキランを探したが結局わからなかった。
まだまだ空は青い。こんないいお天気の時に山歩きができてうれしい。
下りて行くと、朝出会った小さな紫の花が咲いている。
後で調べたら、ホトトギスだった。初めて見た。うん、ショウキランには会えなかったけど、ホトトギスに出会えてよかった!!
狼平を周回したことで、休憩を含めて9時間の山歩きになった。夏山縦走のいいトレーニングになったかな?
来週は梅雨明け!!!と勝手に決めちゃいます!!!
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