mixiユーザー(id:2230648)

2014年07月06日22:56

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よみ計量器のお話。

電子書籍端末で,ラノベでも時事評論でも小説でも,ずいぶんいろんなものを読むようになった。
それで,自分が何を読んだのかを記録しておきたいと思って,「読書メーター」というサイトを利用するようになった。
※ ワタクシが最近,どんな本を読んで何を考えたのかお知りになりたいという酔狂な方におかれましては,こちらをご覧くださいませ。http://book.akahoshitakuya.com/u/415770

この「読書メーター」によると,先月のワタクシは新たに10冊の本を読んでいる。
まあ,そのうち5冊はライトノベル「のうりん」だったのでどうにも褒められたものではない(^^ゞ。
しかし,「のうりん」の第5巻は,動物愛護・愛玩動物・他者の命を喰らうことで自己の命を維持している我々という,古くて新しい問題について考えさせてくれる。
あのラノベのギャグパートについて行くのはかなり大変だけど,荒川弘のまんが「銀の匙SilverSpoon」を読んで考えるところのあった人には,できればこの「のうりん5巻」も読んでもらいたいところ。
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今月は,ここまでで3冊を読み終えた。
先月の終わりと今月の頭に読んだ,集団的自衛権に関する新書本2冊は,どちらも電子書籍化されておらず,仕方がないので実際の紙の本を購入した。
まあ,薄い新書本ならそれほどかさばるわけでないのだけれど,しかし,電子書籍になっていてくれれば片方を読みながら片方を参照するという作業が手軽にできたはずなので,やはり残念と言わざるを得ない。

つい先ほど読み終えたのが,現代アメリカ文学の源流とも言われる「ハックルベリ・フィンの冒険」。
本当は「トム・ソーヤーの冒険」を読んでから「ハックルベリ」に取りかかるべきだったのだろうけど,「ハック」のほうが毒があるという評判を聞いたので「ハック」から先に取りかかった。
そして,期待を違えぬ面白さだった(物語の終盤になってちょっとイライラさせられたけど)。

固定観念にとらわれずに,自由であること,自由であり続けること。
そのためには,ハックほどの心優しき自由人であっても,「よし,それなら,オレは地獄に行こう」という悲壮な決意を必要とする。
ハックルベリではない,平凡で頭の回転が鈍いアラフィフ中年キモヲタデブであるワタクシには少々荷が重いのだけれど,それでも何とか,そういう心がけは忘れないようにしたいなぁ。
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