竹中平蔵流庶民奴隷主義経済

■「残業代ゼロ」一般社員も　産業競争力会議が提言へ
(朝日新聞デジタル - 04月22日 08:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=2853129

いかにも人間を歯車としか考えない、米資本奴隷でｱﾒﾉﾘｶﾝ・ﾎﾟﾁの竹中らしい発想だ。
勤労者たる庶民の生活にかけがえのない人件費を、無駄な経費ととらえ
ひたすら、これを逓減することにのみ執念を燃やす人材派遣業者。
やがてｾﾞﾛになれば、勤労者はもはや賃金労働者ではなく、ただの奴隷でしかない。
ｼﾞｬﾝﾞｸﾙ資本主義の究極の姿とは、人間を家畜と同等の奴隷として無賃労働させ
搾取するところに行き着く。
これが大航海時代から、大戦で日本が決起・開戦するまでの間に、世界で横行した 西洋陣営の植民・奴隷制度であり、そこには人間性のかけらもない。
しかし、かといって民族性も個人の個性も否定し、私有財産を原則禁止して
どの種族も強引な公平・平等の全体主義に個人を埋没させつつ
階級闘争などと称して、経営陣の殺戮ばかりを志す共産主義というのも、非人間的だ。
理想的なのは、競争力や成長力ある業種・分野での規制緩和による高業績と
それを財源として、行政による十分な所得再分配の社会主義政策が両立する
資金循環ｼｽﾃﾑである。
競争力が低い企業や産業分野に、強引に市場原理を持ち込めば
成長ではなく衰退を招くのは、小泉−竹中構造改革の失敗に見るとおりだ。
一方、経済政策は、まるでなおざりにしながら
限られた財源をばらまくしか能の無かった民主ﾏﾆｭﾌｪｽﾄが
どれほど国家経済を破壊し、財政的疲弊をもたらし
生真面目な日本国民を自殺に追いやったかは、今さら述べるまでもない。