※この記録は大魔導城の構造上の秘密の核心に触れているため部外秘とする。大魔導城に関わったことのない者の閲覧は慎まれたい。
これまでのあらすじ:第5の挑戦者ゲルがついにファルガスを倒した! しかし直後の展開に茫然。
●アタック06
え、あ、なに?
今、俺、アタック06にいるの?
アタック06あったの? 05でクリアしたんじゃなくって!!?
よもやまさかの最後の最後に待ち受けていたマルドゥークの裏切り。
いや、裏切り……ではないな。
マルドゥークは忠実なだけだ。俺に対してではない。この国の行く末に対してだ。
暗殺の実行犯の俺が生きていては、何かと都合の悪いことがあるだろうことは容易に想像がつく。
マルドゥークほどの実力者がいながら自ら手を下さず俺に依頼してきた時点で、気づいても良かった。
ファルガスを暗殺し、暗殺の実行犯ごと闇に葬る。
だから、マルドゥークを悪く思う気持ちはない。だが、黙って殺されてやるつもりもない。
次はもっとうまく立ち回って生還を目指そう。
そして抜け忍として歴史の闇に消えてゆくのだ。忍びが通るけもの道。風がカムイの影を斬る。
ゴル 技術点8 体力点20 運点10
弱い子が来ちゃった。
2回続けて対策らしい対策を取り切れずに無様な力押しをしてしまったツケが来てしまった。しまった。
これは最低でも石弓印の鍵か太陽剣のどちらか一方でも手に入れないことには勝利はおぼつかないな。マルドゥークへの対応を考える以前の問題だ。
肝に銘じてレッツゴー。
(中略)
大魔導城、奥の間にある兵士詰所に入る。
ここでアタック開始後初めて、兵士に用があるって言ってみる。
前回、牢からの帰路で、兵士とゲームをしたことがあるか、という問いかけがあった。
だから今回は兵士とゲームをするという展開になるのが望みだ。だから君たちに用がある。
すると、「誰に用なんだ?」ときた。
え、ええっと……
返事に詰まる。
シローノとグリンティ・ボトムズ。
2人の名前が並んでいるが、どちらも知らない名だ。
結局まともに指名できず、ここで行われるらしいゲームに参加することはできなかった。
ここまでのルートはほぼ確定のつもりでプレイしているから、どこで名前が手に入るのか想像もつかない。
と、ここで、いつもの白衣ではなく兵士の服装なら、展開が変わるのではないかとようやく思い立った俺。後の祭りだった(遠い目)
服マトリクス表を攻略的な目で眺めると、ひとつだけ行先が違う服装があったりするんだよね。それが今回の場合兵士服だった、ということなのだ。
で結局、ここにはいないみたいだとごまかし詰所を出ることに。
このせいで、兵士に頼んで囚人を1名解放してもらうこともできなくなってしまった。
仕方ないから牢に行き、自力でなんとかしようとしてみる。牢番の暗殺だ。
牢番が
中村主水でないことを祈りながら技術チェック。
出目は4で成功。牢番を切り伏せた。
さて、ここで鍵を持っているか、ときた。
げげ、持ってない。
どうしよう。困った。
さしあたり囚人との会話を試みる。
胸から穴のあいた金貨を取り出してみせると、青年……っていうかマルドゥークが反応して欠けた銀貨を取り出した。
そうか、今まで、気づけよ俺、気づいてくれよマルドゥークって思ってたけど、自分がばっちり変装してたことをすっかり忘れてたよあははー。
そりゃマルドゥークからは気づけませんわ。俺の変装術がすごすぎてゴメンw
マルドゥークから太陽剣の話を聞く。
そして牢番から鍵を奪いマルドゥークに渡すと、ここの始末はマルドゥークに任せ、俺は先へ進むことにした。
なお、牢番を倒した時に兵士の服に着替えている。
この格好でもう一度兵士の詰所に入ってみよう。
さっき白衣の人物が兵士の姿で戻ったと気づかれたら危険だが、俺は変装術に絶対の自信を持っているので多分大丈夫だ。さっきもマルドゥークにすらバレなかったほどだ。
それにそんな複雑な処理はしてないに違いないというメタな思惑もあるw
で、詰所に入ったらゲーム参加できました。
やった。思惑どおり。
このゲームというのが言うなれば、大酒飲みゲーム。
兵士4人と俺、5人で順番を決めて酒を飲んでいき、つぶれたら負け、というもの。
体力点分耐えられるうえ、ウコンを呑めばさらに倍耐えられるというので、俺はかなり酒に強いようです。まず負けない。
順番にサイコロを振ってどの程度酔ったか決めていき、2人脱落したところでゲーム終了。
順当に酒に弱い2人の兵士が負けました。
負けた兵士にマリヌスがいるか、と質問が。
いるな。
どうやらマリヌスが今の太陽剣の持ち主だったらしい。
負け分の金を払うのが苦しいので、太陽剣を買い取ってくれないか、ときた。よしきた、ならば俺が買おう。金ならあるぞ。
こうして太陽剣は比較的あっさり手に入りました。
ただ、負ける兵士はサイコロで決まるので、この一勝負では確実じゃない。おそらく行きがけにも勝負して兵士の数を減らしておくことで確実性が増すんだろうな。
使用人部屋にうっかり兵士服のままで入ったらメイドから何も聞き出せず仕舞いだったりもしましたが、攻略を続けて行きます。
図書館を過ぎたところの分岐でふと思いました。
ここで晩餐室へ行けるようになっている。
晩餐室にはトラップがあるが、そこを抜ければ屋上のグリフォンと対決せずにファルガスのもとにたどり着けるんじゃね?
確かに、そのとおりでした。
でも俺は、大事なことを見落としてました。
それをやってしまうと、秘密の抜け道の先にマルドゥークを配しておくことができないことをorz
やはりグリフォン退治は必須なのだ。
結果、太陽剣の力でサウロプシーダをさっくり倒した俺だが、ファルガスにはまんまと逃げられてしまったのだった。無念!
■登場人物
ゴル 第6の挑戦者。うっかり者。
マルドゥーク 忠誠心に厚い実直なる騎士。
ティーボグ 援助者の女魔術師。
マリヌス 太陽剣をくすねていた兵士。
ファルガス 巨乳マニアの変態領主。あとラスボス。
セレッサ ファルガス専属おっぱいメイド。
サウロプシーダ ワニ、ヘビ、カメレオンの頭を持つ怪物。太陽剣が有効。
中村主水 必殺仕事人。八丁堀の旦那だが、表の稼業で牢の番人に降格になったことがある。
ログインしてコメントを確認・投稿する