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2013年10月28日21:27

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バスカヴィル家の自転車乗り。

の前に。(の前にも何も、このタイトルで、私が何書こうとしてるか分かる人は、おそらくいない)

NKKの広報局の人の、ツイッターのツイート。
【秋の夜長はシャーロックホームズ三昧】ジェレミー・ブレット版「シャーロック・ホームズの冒険」はBSプレミアム土曜深夜0:30。日曜には長編も。「バスカビル家の犬」はBSプレミアム日曜15:00。関連番組もあるよ、ジョン

何故、最後の呼びかけが「ジョン」なのだ?グラナダ版なのに、ワトスン君じゃなくて“ジョン”なのだ?文字数の関係とかあったと思うのだが、私の脳内では、完全にグラナダ版のジェレミーホームズが言ったコトになってしまったぞ。何それ、クソ可愛い。ジェレミーさんの声でも、露口さんの声でも、どっちでも、クソ可愛い。
ホームズ先生、かなりの勇気をもって「ジョン」って呼びかけたろうに、きっと、ワトスン君は、華麗にスルーしちゃったんだろな。で、思ったろうな。『僕、かなり勇気振り絞って、“ジョン”って、ファーストネーム呼んでみたんですけど?華麗にスルーっすか。そうっすか、スルーっすか。。』と思ったであろうよ。何なら、自然に呼びかける練習とかしていそうだぞ先生。
ところでこれ・・・NHKの広報の人、萌えを狙ったとかじゃないよね?(その疑いも完全には消えない)

で、前述通り、26日が、『美しき自転車乗り』で、27日が『バスカヴィル家の犬』だったのですが。

『美しき自転車乗り』を改めて観たら、思った以上に、ホームズ先生がウッドレーをボッコボコにしていたのが衝撃でした。
あれ、確かに、先に手ぇ出したのウッドレーだが、裏拳が、ちょっとかすった程度じゃんなぁ〜。それなのに、ホームズ先生、ウッドレーをボッコボコ。見ていて思わず「そんなにボッコボコにせんでも・・・」と呟いてしまったよ。先生、ここでも、必殺「10倍返しだ!」なんですね・・・・。で、居酒屋にいたお客から、拍手を貰って帰って来る先生。怪我して帰って来たので、ワトスン君が機嫌が悪いのもちょっと可愛いです。「だから、俺連れてけって言ったジャン!」気分的には、そんな感じなのだろう。
ストレートで殴って、「紳士は裏拳などではなぐらない。そして、私は紳士である。」は、恰好良いけどな。
そして、コレは、、原作通りなのだが、ホームズ名物、ワトスン君にボロックソ言う。あれも、あんなに言うコトないじゃんなぁ。「とんでもないヘマしたねぇ。」とか、ずっと言いやがる先生。ワトスン君は、よくこんな男の助手をやっていると思います。原作のワトスン君はここでは反撃はしないと思ったケド、グラナダ版のワトスン君は、ムッとして、ホームズが、出掛ける時「居酒屋行くと良いよ。」って言って、地獄耳の先生に聴かれちゃう。あれ、可愛い。ワトスン君のテヘペロ感が、とても可愛い。出来れば、あれは、吹替え、オリジナルで聴きたかったよなぁ。特にホームズ。仕方ないけどね。

あと、ホームズはともかく、ワトスン君は、どう見ても、どさくさにまぎれて、ヴァイオレット嬢の手を取ったとしか思えない。ワトスン君は、綺麗な女の子の手を握りたかっただけなんじゃねえか・・と・・・・。(その画像があったので、載せてみた。思いのほか、ヴァイオレット嬢がきょとんとしている)

『バスカヴィル家の犬』1番の見どころは、ホームズがワトスン君に変なシチューを食わせようとしたところだと信じて疑わない私です。何なの、あのシチュー。すっごくマズそう・・・。私の目には、もんじゃの具(タネ)に見えます。あのシチューを作った小道具係りさんは、GJ指でOKだと思います。本当にマズそうなんですもの。先生は、あのシチュー食ってたんでしょうか?ワトスン君に食べて貰えなくて、ちょっと悲しそうな顔をするのが萌えです。「うん・・・そうなんだ・・・温かいともうちょっとイケるんだケド・・・。」と先生言ってますが、あれ、冷たい、温かいの問題じゃないと思う。先生の名誉の為に言っておくが、原作の先生は、料理の腕に自信があったようです。アレはグラナダ演出ね。

原作に、ホームズはほろ穴にいても、ベイカー街にいる時と同じように、身ぎれいだったよ・・という表現を、原作では『猫のように』って書くんだよな。猫のようにって書いちゃうワトさんも、どうかと思うよなっ。

グラナダ版。ステイプルトン嬢を抱きしめて「けだものめ!」って言うホームズが恰好良くてしょうがない。変人なのに、恰好良い。

とりあえず思うのは、私の1番のホームズの映像作品の萌えって、グラナダ版だったんだなぁ〜・・・って改めて思います。てか、何この萌えドラマって本当に思う。私がおかしいのか?てか、グラナダ演出がおかしいんだと思うんだが・・・違うのか?

バスカヴィル家の犬の原作に『私は彼が声高く笑うのを、そうたびたびきいたことがないが、それはかならず、だれかにとって不吉な意味をもっているものだった。』って一文があるのだが、ワトスン君は、ホームズをどんな奴だと思ってたんでしょう?笑うと誰かに不吉なコトが起こるって、悪魔かよっ!こういう辺り、ワトスン君も、ストレス溜まってんのかな?と若干思ったりしますね。

原作の『おそらく、君自身は光を放たないとしても、光を伝導する能力はあるのだ。自分では天才を持たず、しかし天才を刺激するめざましい力をそなえた人がいるものだ。』も、グラナダ版ではちゃんと言う。コレ、SHERLOCKでも言うけど、SHERLOCKの方は、「今までの謝罪をなしにすんのかよ?」とジョンに突っ込まれていた。私もそう思う。グラナダ版だと、「有難う。」とちょっと皮肉的に返答するワトスン君。コレ、絶対誉めてねぇ。先生は誉めたつもりでも、絶対誉めてねえ。

あと、グラナダ版では、死体がセルデンだと分かって大喜びのシーンは流石にない。原作だと

『彼は、さけびを発して死体にかがみこんでいた。それから、おどりあがって、笑いながら私の手をにぎってふった。これがいったい、厳格で自制心の強いわが友といい得るだろうか。こんな狂熱がどこかにひそんでいたのか?』

となっている。人死んでるのに、大喜びするホームズ先生。しかも、どさくさまぎれで、ワトスン君の手を握ってやがる!コレ、そばで見てたら、ついに「気がふれやがった。」と思うのであろうな。
流石に、TVドラマでこれやったら不謹慎だよなぁ。

グラナダ版の、バスカヴィルのモーティマ博士がやっぱり好きな私です。眼鏡のヲタ男子ぽくて、凄く好き。ホームズに出会って、開口一番「一目惚れしました。頭蓋骨ください。」って言う男。「くれるの無理なら、本物が手に入るまで、レプリカ作って、それで我慢するから、頭蓋骨に触らせて。」って言う男。本当に大好きです。愛犬のスパニエルのスポットくんも可愛らしい。

ホームズは、これがあったから、103歳まで生きたんじゃないか?って言う気がしてならない。「死体になったら、モーティマ君のところに頭蓋骨行っちゃう。」って思ったんじゃないかと。でも、あれか。まだあの時代、土葬だから、骸骨になるまでは時間がかかるのか・・・。
やっぱり、モーティマ博士、ホームズの骸骨は入手出来なかったんだろうなぁ。

バスカヴィルと自転車乗り。どちらのにも、ホームズが馬車を運転するシーンがあると気づく。運転するのは、ホームズが多いんだな。SHERLOCKでも、シャーロック君が車を運転してたけどさ。シャーロック君は、運転酷かったらしいが(ケースブックにそう書いてあった)、ここの先生は、運転上手そうに見えます。

そんなバスカヴィルと自転車乗り。
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