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2013年02月22日22:25

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浦神半島縦走

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2月20日

ここ二日ほど雨が続いて小屋に繋がれっぱなしの五郎はストレスがたまっているようだ。
雪の山にも行きたいが、やっぱり五郎と一緒に近場を歩こう。
そこで、この前少しだけ歩いた浦神半島を縦走することにした。
ネットで記録を探すが、ちゃんと縦走した記録は出てこない。
道も錯綜していてわかりにくそうだ。

国道の駐車場に車を止めて、少し戻ったところに入り口がある。
初めは新しく作られたらしい道標もあるが、地名の書いていない看板もある。
地図にない道がいくつもある。
たまにテープがあるが、どこへ行く道なのかはわからない。
地図とコンパスを見ながら、行ったり来たりする。

途中に棚田の跡があった。
大きな水がたまった穴や貯水槽のようなものがある。
これで水を溜めて田んぼにしたのだろうか?
このあたりには家はない。
集落から舟で渡って田んぼを作ったのだろうか?
想像をたくましくしてみる。

やっと前回歩いた道に出て位置が確認できた。
「耳」と書かれた目印のブイから降りていく。
あまり歩かれていないらしく倒木の多い道だ。
海岸近くにはかなり高い石垣も残っていた。

五郎が何かをくわえている。
白いボールかな?
いや、何かの頭蓋骨のようだ!!

やっと海岸に出る。
左端が突端の耳の鼻だ。
そこまで海岸を歩く。

「あらっ!?五郎!!五郎!!」
鹿の白骨があった。
五郎は興味深そうにくんくんしているが、くわえるにはちょっと大きすぎたようだ。

「おや!?五郎!!五郎!!」
今度は伊勢海老の固い殻だ。
五郎は喜んでかんでみたが、ちょっと固すぎたようだ。

お疲れ気味の五郎を餌で釣りながら港まで出てくる。
さて、問題はここからだ。
国道を歩いて車のところまで行かなくてはいけない。
五郎を歩かせるのは危険だ。
一人が五郎と待っていて、じゃんけんで負けたほうが車を取りに行こう。
そう決めたはずなのに・・・
「おばちゃんが車を取ってきてくれるからここで待っていようね。」
相方は勝手に決めてしまう。

久々の地下足袋での山歩きは歩きやすかったが、このスパイク地下足袋、舗装道路には適していない。
曲がりくねった国道を駐車場へと歩く。
歩道はない。
車の数は少ないが、大型トラックが通ると怖い。
ガードレールの外側にはゴミがいっぱい捨てられている。

ふう〜〜〜、やっと車に着いた。
今日はこの国道歩きが一番しんどかったな。
それでも、試行錯誤しながらの山歩き、標高100mといえども侮れない。
変化に富んで面白い25000歩だった。

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