mixiユーザー(id:20058209)

2012年08月16日05:58

308 view

moukutsu邸 - たこ焼き巡業

moukutsu邸へは、4人で向かいました。Rayさんが先導です。到着して、中に入るとビックリ仰天でした。最初の部屋でもオーディオショップのような様相でしたが、メインルームはまるでオーディオ博物館の様相だったからです。
フォト


その部屋は医院の2階にありました。階段を上がった所に広い部屋があります。そこにはオーディオ機器が何台も置かれていて「これが噂のmoukutsu邸」かと思いました。
フォト

しかしながら、ここはただの休憩所だそうです。30畳はあろうかと思われるスペースですが、多くの安楽椅子やベッドも置かれていました。そこでも、オーディオは鳴らされています。中型のスピーカーを台にして、ローゼンクランツの小型スピーカーが鳴らされていました。最初はこの場で、2曲ほど聴かせてもらいます。空間表現が豊かな、臨場感あふれるサウンドが流れました。
フォト


フォト

メインルームへは、大きな扉を開いて入ります。すると部屋の周囲には、往年の名機たちが所狭しと置かれています。これでも、半数は処分されたとのことでした。
フォト


フォト


フォト


40畳以上あるスペースでしょうか。部屋の中心よりやや右側にHB-1を中心としたシステムがセットされていました。エソテリックのCDP、ジェフローランドのPMAにスピーカーのシンプルな構成です。そして、すべての機材の下にはウェルフロートが敷かれていました。
フォト


電気を消し、うす暗くなった部屋から流れるサウンドにも驚きます。目の前に広大な半球型の音場が現れます。しかも音像も整っています。少しきらびやかな音色は、機材の個性を感じるものですが、部屋の影響を出来るだけさけた形で、ソースに入っている音をそのまま出そうと言う再生だと感じました。「何も足さない!何も引かない!」これを地で行っていると感じるものでした。最新録音のソフトも古い録音も、ジャンルを問わずにそんな空間が再現されます。モノラルのソフトでさえも、ステレオに近しい空間の再生が行われたのには驚きました。
フォト

圧巻だったのは、最後にかけられたカンターテドミノです。教会で歌う合唱が目の前に現れる様子には、思わず唸ってしまいます。典型的な見える音だと思いました。
フォト

こんな夢のようなmoukutsu邸ですが、親近感を覚えたのが「生粋のオーディオマニア」だと言う点です。この博物館のような部屋ですが、細部には至る所にマニアの片鱗が伺えます。
ケーブルの下にもウェルフロート
フォト

コロが取り付けられたタップ
フォト

体操競技をしているような形で設置されるコンセント
フォト

壁にもあやしげなものが........
フォト フォト

ここだけの話、天井にはゲゲゲも吊るされていました。どの程度のご利益があるのかはわかりませんが、少しでも良くしたいと言う気持ちがあふれ出ていました。そんな点に、とても親近感を覚えたのです。一度は訪れる価値があると思ったmoukutsu邸でした。

この後に同窓会があると言うことで急ぎ足での訪問になってしまいましたが、時間は限られているものです。この後は、3年ぶりに訪問させてもらうRay邸に向かいました。

-次回につづく-

20 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する