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2012年12月26日16:43

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ガン検診

白浜に向かって車を走らす。
相方が目的地をカーナビにセットしておいてくれている。朝出掛けに自家製のハブ茶を入れてくれたのが嬉しかった。ハブ茶にはいろいろな薬効があるらしい。

11月初めに町の集団検診を受けた。その結果が11月末に出た。
説明会があったが行かないでいると、役場の人が家まで説明に来ると言う。いちいち大変だなあと思っていた。
担当の人は一つ一つ説明してくれ、これは問題ないですねなどと言う。

それからだ。
乳ガンの結果を示された。石灰化が認められるので、精密検査を受けるようにと出ていた。
役人の人は異常がある人の家だけを回っていたのだ。
それでも、腫瘍があるわけではないので軽く考えて放っておいた。だが、相方に年内には検査したほうがいいよと言われた。相方も気になったことがあり検査して異常がないことがわかっていた。安心料だよと病院の領収書を見せて言った。

そこで先週町立病院の外科に行った。内科は混んでいたが、外科はがらがらだった。すぐにエコーを撮った。そして先生が説明してくれた。
エコーでは問題ないから腫瘍はないが、石灰化はエコーではわからないそうだ。集団検診のマンモグラフィーで出た針の先ほどの小さな白い点々はガンの可能性がある石灰化かもしれないと言う。
ちゃんと調べるにはこのあたりの病院ではダメで、できる病院を紹介すると言った。「早いほうがいいでしょう、年内は無理かも知れないが・・・」
外の廊下でしばらく待たされた。予約を取るのに時間がかかっていたようだ。

26日に予約が取れた。白浜にある南和歌山医療センターだ。そんな病院があることを初めて知った。その病院か和歌山医大かどちらかと言われたので、近い病院にしたのだ。 うちから3時間かからないだろう。
でも、検査の結果が出るのは年明けになるだろう。不安な気持ちのままお正月を迎えることになるのか。

自分がガンになるなんて思ったこともなかった。ストレスはあまりないし、食生活にも気をつけているし、運動もしている。今年になって、ガン保険を解約してしまったくらいだ。

クリスマスや忘年会などで気が紛れてあまり考えないでいた。それでも、昨日は娘に電話をした。
「お母さんの年になったら悪いところがあるほうが普通なのよ。今まで元気すぎたのよ。ガンなんて気の持ちようで消えるわよ。」
娘はあっけらかんとして言う。私もいつも人にはそんなふうに言うなあと思うとおかしくなってしまった。

予約時間は10時半だ。それより1時間も早く病院に着いてしまった。うとうとしながら椅子に腰掛けていた。
すいていたのだろうか、10時には名前を呼ばれた。

検診のマンモグラフィーのレントゲン写真を見た先生は「問題にすることではないでしょう。僕なら気にしませんよ。」と言った。
えっ!?思わず気が抜けてしまった。
もう一度レントゲンを撮ったが問題はないと言う。
「まあ一応様子を見るということで半年後に来てください。」

11時過ぎには終わった。アドベンチャーワールドでパンダの赤ちゃんでも見て帰ろうかなと思って出た病院の駐車場は風が強く冷たかった。
美味しいパンとワインを買って早く帰ろう。

このお正月は心置きなくのんびりとできそうだ。






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