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2012年10月18日21:36

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続・積年の夢の行方

菅野ドラフト 巨人じゃなきゃ米行く
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=2189963


菅野君のドラフトの件については以前にも日記で書かせていただいたのだが…今回も例によって忌憚なく書かせていただきたい。


昨年10月の“騒動”に引き続き、菅野君の意向を“ワガママ”として糾弾する方が多数いる。
曰く「好きな野球で飯を食えるだけありがたいと思え!!」


確かに現行のドラフト制度と言う仕組みから考えれば、菅野君の意向は“ワガママ”に分類されても100%否定することは出来ないであろう。


しかし…そんな菅野君を「好きな野球で飯を食えるだけありがたいと思え」と非難する全ての方々に問いたい。


憧れの異性がいたとする。
最初はそっぽを向いていたその異性に対して、努力に努力を重ねてやっとこさ振り向かせることが出来て、あと一歩で一緒になれると思った矢先に、全く関係のないところから縁談を押しつけられ、好きでも好みのタイプでもない異性と結婚させられるとしたら…


それで貴方は納得できますか?
「結婚できるだけでもありがたいと思え」と言われて、素直に首を縦に振れますか?
そして、半ば嫌々ながらに結婚した相手と、幸せな家庭を築くことが出来ますか?


もし上記3つの問いの全てに対し、100%の自信を以て「YES」と回答することが出来ないのであれば…菅野君に対して「好きな野球で飯を食えるだけありがたいと思え」等と非難すべきではない。


藤浪君、東浜君、大谷君…きら星の如き今年のドラフト候補を捨ててまで巨人が1位獲得に動こうとする菅野君の実力。しかしその実力は、菅野君自身の夢、すなわち「巨人軍の選手になりたい」という強い想いがあったからこそ、持って生まれた才能の上に常人には計り知れない努力を積み重ねて培われたものだ。


もし菅野君自身の努力に少しでも敬意を表するのであれば、菅野君に対して「好きな野球で飯を食えるだけありがたいと思え」等と非難することは出来ないはずだ。
それは一見“ワガママ”の糾弾に見えたとしても、結局は“正論”の皮をかぶった嫉妬的復讐心(つまり「ザマミロ!!」)でしかないのだから…


ちなみに僕自身は、東京音頭の前奏部分で「くたばれナベツネ!」と唄って憚らないアンチ巨人のヤ党。したがって件の金満ナベツネ球団がこの先どうなろうが知った事ではない。
菅野君というダイヤの原石が腐って果てる事のないように、本人に納得のいく選択をさせてあげたい。例えその選択の先にあるのが金満ナベツネ球団であろうが何処の球団であろうが、それを以て扱いを変える気は毛頭ない…それだけのことです。






追記


菅野君に一言。


昨年“ワガママ”というカードを切ってしまっている以上、もはや君に“中途半端”は許されない。自身の積年の夢に向かって、とことんまで邁進すべし。
そして近い将来“潰しがいのある大投手”となって、東京ドームまたは神宮球場のマウンドに立ちはだかる日が来る事を、心より期待します。


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