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2011年06月09日21:10

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【ドラム】あてくちのチューニングのやり方

(ちゃんとした)ホームページ作りました!
http://shojibeat.wix.com/shojibeat

ついでにwウチの親父のホムペもリンクさせましたw
http://www.shoji-botanicalart.jp/index.php





フォト
(図はイメージです。いや、実際こんなカンジですw)

質問が多いのでチューニングについて書きます。長いですw



●各ボルトを均一に●
自分のセットでもスタジオのセットでも、座ってまず最初にするのは
「全てのボルトにかかっているテンションを均等にしてやる」
という事です。
自分のチューニングにとってこれが最も大切な事になっちゃいました。

よく一部だけベロベロだったり、逆に一部だけパンパンに張ってあったりしますから、それを揃える事によってシェルにかかる負担を均一にするんです。
※最終的には微調整するんですけどね。

各ボルトを回してみた時の感じ、あるいはボルト付近のヘッドを押してみた感じで判断して「ある程度」均等にします。


●よくあるのは…●
よく各ボルトの周辺のヘッドを軽く叩いてみてその音程で判断している人を見ます。
某スタジオで山木秀夫さんがこの方法を3時間くらいやっているのを見た事あるし(スゲー)、実際に自分もやってた時がありましたが結果的に自分、これだとわからないんですねw ダメ。全然。
なので今はこの方法はやってません。活かせる人は活かせば良いと思います。


●その後の微調整●
この時点でタム(スネア)を叩いてみて「ドーン」
と真っ直ぐな感じで鳴ればほぼ均一になったと判断します。
ここから微調整。最終的には「ドゥ〜ン」にします。

●どちらのヘッドを張るのか?●
さてここからが問題。
「表よりも裏を張るのか、緩めるのか?」
この判別に一番時間がかかります。

シェルによって、あるいは張ってあるヘッドによって部屋によっていろいろあるみたいで法則性を見つける事ができないでいます。人によっては「表よよりも3〜4度上」とかあるようですが、自分はそのヘンはテケトーです。「法則性はない」と思っていたほうが柔軟に対応できるかも知れません。たいがいイジっているうちになんとかなりますw

自分はよく叩くスタジオのセットやよく行くセッションバーのセットのについて「ここのセットは裏を高めに」とか「ここの小屋はそんなに裏を張らなくてもOK」とかメモってました。


●アタック●
叩いた時の「ツーンぴかぴか(新しい)ていうアタックを出したいんですねー。これがないとセット全体やバンド全体で合わせた時に叩いた音が自分に聴こえないんす。
周りの人には聴こえてるかも知れないけど。自分はヤなの♪なのでアタック。

やり方としてはタムが丸く円になっていて「向こう半分をはって手前半分を緩める」とか「真ん中を張って両端を緩める」とかその時によっていろいろです。
自分に近い側のボルトが緩む時は手前側をすこーしだけ張り気味にしたりもします。

フォト

フォト



アタックと同時に叩いた時の感触、「柔らかくて気持ちイイ感じ」も作っちゃいます。


●タム同士のハモリ●
タムの音程は特に決めていませんがこの方法でチューニングするとだいたいどのセットでもタムの音程は同じになっちゃいます。これまた人によっては12タムは○の音、13タムは○の音、みたいな方もいるようですが自分はやりません。
注意するのはどれかのタムを叩いた時に他のタムと共鳴してしまい「ボヮヮヮーンンンン…」と不快な不協和音が出ないようにする事です。
タムやフロアーを2つ同時に叩いた時に綺麗にハモる、これサイコーっす♪


●良くある「ヘンな音」●
表のヘッドを叩いた時に「ごーん」とか「くわーん」みたいになる事がありますがこれはたいがい裏ヘッドの張りすぎです。


●よくある「スネアのヘンな音」●
スネアもたいがいの人は表だけいじって裏のボルトはいじりませんからシェルにかかる負担はメチャクチャな場合が多いです。
リハスタのスネアも一度スタンドから外してヒザの上にひっくり返して、裏をいじってあげるといきなり良い音になったりします。
※必ずなるワケじゃないけどw


●10インチのタム●
気の利いたリハスタですと10インチのタムが付いていたりしますが10インチのタムのチューニングについては実に多くの人が勘違いしている、といつも思っとります。
(俺だけか?)

12、13のタムはフツーなのに10インチのタムだけやたらと音が高い。
まるでティンバレス。本来10インチのタムってのはそんなに高くないんすね。


●チューニング以前の問題●
『座ってまず最初にするのは「全てのボルトにかかっているテンションを均等にしてやる」という事です。』
↑ホントはこの前にやる事があります。
(じゃあ書けよなー。)

レンタルスタジオのドラムってたいがいヘッドがデッコボコです。これ最悪。なので自分はライターの火でアブってヘコミを一つ一つ平らにしていきます。♪♪もうアブりまくり♪♪ アブリルラビーン、アブリマクリスティーですぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

これでヘッドはかなり回復、寿命もサスティーンも延びます。なので煙草を喫わない自分のスティックケースにはライターがたくさん入ってます。

●最後に…●
ここまで書いといてアレですが。

どんなに手のこんだチューニングでいろいろイジりまわしてみた所で、ショットが安定していなかったら意味がありません手(パー)
まずは皆さんショットを安定させませうパンチ 取り敢えずアップストローク。チューニング時はアップストロークでショットして下さい。

バッド(下向き矢印)アップストロークのスゝメバッド(下向き矢印)
http://mixi.jp/view_diary.pl?guid=ON&id=1721162354&owner_id=1458747



以上、しょーじてんてーのチューニングでした。


お粗末。
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