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2011年08月16日22:23

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8/14 ビロビ明日香@Jack、RINKA@ダイマ、そして2009年

先週は世間のお盆休みよりもやや早く休暇を取得し、木楽輪以来で旭川にも行きました。

土曜日には高校の同窓会などというものもあり、我々の卒業年度が幹事となる年であったらしく、まことに微力ながらお手伝いもしました。正幹事が当たるに先だって経験しておくという趣旨で5年前には副幹事なるものにも当たっていたといいますが、よくわかりませんでした。遠隔異動を繰り返しているうちにいつしか消息不明者になってしまっていたようです。実家は変わらず出身校の近所にあって年に1度以上は訪れていたのですが。

14日は札幌駅14時20分着のスーパーカムイで帰着。荷物をコインロッカーに預け、雨の中をまず徒歩でまっすぐジャックに行きました。
15時から健さんの教え子竹林明日香さんが東京へ行かれるはなむけのビロビ明日香ライブがありました。
終演後も特にはなむけの言葉をおかけするでもなく帰ってきてしまいましたが、明日香さんには札幌に来て間もないころから拝見していた記憶が甦ります。

首都圏在住当時も「打弦人生」、「愛蘭土を聴く」、「おいしい音楽」、「KANTE-Letter」等々ゆかりの方々の諸ブログは、毎日とはいきませんでしたが、毎週ずっとチェックしていたのです。

盆暮れの帰省には飛行機を押さえるためと費用もお得なので毎回往路で札幌に1泊するパックを利用していましたから、実現はしなかったものの、札幌に泊まる晩にどなかのライブがあればと調べたこともありました。

ここで2009年の春から初夏にかけてのことを振り返って綴ってみたいと思います。

4月1日に辞令を受け取り、2日には千葉市某区から家財の搬出を終了。その夜は船橋のホテルに1泊しました。くまざわ書店に寄る時などいつも見ていたメッツ津田沼に最後泊まってみたいと思っていたのですが、満室だったのか叶いませんでした。

3日金曜日の夕方に千歳に降り立ち、新しい職場で札幌での住居となる場所の鍵を受領。それから荷物の到着を待って札幌でもホテルに2泊。5日の日曜日に新たな住まいに家財を搬入し、6日からは普通に出勤しました。

その翌週は道南に出張、翌々週には道東と道北に出張と慌ただしい日々でした。29日の休日は今にして思えばヴェーセンが来ていたのでしたが、S氏と東京に行ってしまったことは前にも書いたかと思います。

札幌でのゆかりの方々のライブは、5月の連休明けにあらさんのソロで旧ジャックをおそるおそる訪れたあたりが最初ではなかったでしょうか。自由学園明日館で初めて生で聴かせていただいた時の感銘や、オオフジツボ来道の折の当別の会場はどこになるのかといった話題を申し上げたと思います。

その翌週にはその後何度か行くことになる埼玉県某所の研修施設にまたもや出張。用務終了後には少しだけ自由行動もできました。数十分しかいられませんでしたが、当時まだ定例ライブのあった第2火曜の調布Kenny'sに行ってO'jizoを聴いてきたり、木曜の昼にはかつて毎日通勤電車の車窓から見ていた市川でじょんさんと玉田先輩のデュオを拝見できたり。後で思いがけない客というように言っていただいたのですが、会場で遭遇した時のじょんさんはぎょっとした顔をされていたように思えてなりません。
市川の後は阿佐ヶ谷ヴィオロンのmomo椿*に行ってみました。その日の最終便で帰らなければならず、開演後まもなくに失礼しなければならなかったのですが、火曜に中村さんにそのことを申し上げておいたところ、開演前に丁寧なリハを全て見せてくださる配慮をしてくださったのはとても嬉しくありがたかったことでした。

帰着後5月16日の土曜日には豊平のカフェパーリッシュであらさんと嵯峨さんを拝見しています。

6月初めにはまたまたS氏と上京し、吉祥寺で藤野さん佐々木さんオランさん熊坂るつこさん関田さらいさん、そして小峰公子さんの蛇腹六姉妹渡仏前ライブ等々を観ています。その土日は貴重な催しが多数あり、あまりにも豪華なスケジュールが組めるので、4月29日の段階である程度覚悟を決め、都内でチケットの確保に走ったりしていたのでした。

再び地元のライブに落ち着いて行けるようになったのはその翌週くらいから。RINKAのライブでダイマをおそるおそる訪れたのは、調べてみると6月14日のことだったようです。星さんに初めてかと声をかけていただき、Hard to Findでは拝見したことがあります旨お答えしました。その後繰り返しお見かけすることになる方々がその時既に客席におられたと思います。唯一持っていなかった2枚目のアルバムを購入して帰りました。

チョロンでの土日続けてのライブはその翌週のことでした。住まいからも職場からもほど近いチョロンの中に入ったのはその時がおそらく初めて。6月20日がRAUMA、21日が小松崎健さんとゆかりの方々でした。
5月のカフェパーリッシュは「あらひろこ&嵯峨治彦」名義ということのようでしたから、RAUMA名義のライブもその時が初めてだったことになるのでしょうか。扇柳さんや操さんは2007年夏の帰省中にお見かけする機会があったのですが、健さんは道南在住当時以来3年半ぶりくらいで拝見したのではなかったかと思います。
両方観ると割引があって2日目はライブに先立ってワークショップが…というのは前にも書いたかと思います。2日目のライブの中心は道東からいらしたシュガーさんと健さんのダルシマニコでしたが、明日香さんの出番もかなりありました。

よくわからないままにワークショップ部分にも参加してしまった私に、どうでしたかと健さんがお声かけしてくださり、自分は楽器は不得手なので…と、先日のちえりあでもやってしまいましたが、参加しておいて何じゃというようなお答えをすると、明日香さんが、長いこと修練を積まないと最初は音も出ないようなたぐいの楽器と異なり、ダルシマーは今から始めても大丈夫とお声かけしてくださったのではなかったかと思います。

ここでようやく話が1周するわけですが、札幌のゆかりの方々のライブに足を運ぶようになった最初の頃からそういう御縁があったというのが書きたかったことです。

今年の8月14日に話を戻すと、この日のジャックはいつもお見かけする方々に加え、明日香さんの友人知己御学友の方々などで満員の御盛況でした。

ダルシマーの教え子ということで、明日香さんは健さんのことを先生とおっしゃいます。また、クレズマー音楽に対する当初の印象を率直におっしゃるのも面白かったです。

さよなら企画というだけのものではなく、ビロビジャンのレパートリーに明日香さんがホルンやダルシマーで加わって、曲により長崎さんとの管楽器重奏状態や健さんとのダルシマー重奏状態となるという贅沢さを楽しめました。香聡庵のケーキを食したり、ビロビトシ関西ツアー用に製作されたCD-Rを北海道にいながらにして入手できたのもよかったです。

終演後は、フルートを持参していた御学友と明日香さんによるジョセフィンズワルツのセッションも聴けましたが、ダルシマーやフルートでも味わいのある曲なので楽しみました。御学友は楽譜初見状態でその場で奏でられたとのこと。大したものです。

私のような者にも得るものがありましたから、明日香さんのように最初からアンテナを張っていれば、東京でもすぐに御活躍されることと思います。
その後は友人知己の方々と懇親されるようでしたので、その辺りで辞去しました。

また札幌駅まで歩いて荷物を回収し、一度住まいに戻った後、雨の切れ目を縫って今度はRINKAのライブのために自転車でガンゲット・ダイマを目指します。

お盆前後のダイマライブはもう4年連続との由でしたが、私も札幌に来てから3年連続お盆の季節にRINKAを拝見できているのではないかと思います。

客席には星さんのギターの生徒さんがいらしていたようでした。

久し振りに演じられる曲、長年チャレンジを志していたのが最近実現した曲、また少しずつ着実なペースで新たな領分を形造り始めているようです。
アイルランド周辺ばかりではなく、カナダのフランス系移民の歴史のお話など興味深かったです。
アンコール前ラストとアンコール曲は、会場柄に合わせて「RINKAにしてはテンション高め」の曲を続けてくださいました。

翌日1週間ぶりの出勤に向けて心の栄養補給ができたかなと思います。
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