ミュージカル「モーツァルト！」

18日（木）帝国劇場へ行ってきました。

就業時刻終了のが鳴ると同時に、を飛び出し、走ってに乗り込んだ。
を済ませたけど、どうしても、おなかすいてたから、
劇場の売店でおにぎりセットを買い、２個物凄い勢いで食べた
食道に詰まった感じのまま、自分の座席へ…（よく噛めよって話ですが…）

今回は、１階Ｇ列左ブロック。久しぶりに、人の頭が邪魔にならず、見やすかった

初日見に行った友達から、舞台挨拶で、井上君が「ジュンスには負けないぞ」と
言ってたとをもらっていました。

ちなみに、私は10年前、「エリザベート」でデビューした頃から井上君を見てます。
といっても、公演がある時、１回だけ観劇が通常の私です。
色々見たいお芝居があるので、同じ物を何度も見るがない
そして、ジュンス（東方神起）のファンになったのは、2007年1月からです。
それを踏まえたうえで、読んでくださいね〜
あ、あと…素人のくせに、上から目線発言や辛口発言があっても、気にしないでください。
好きな人に対しても辛口なのは、前から読んでる方なら、おわかりだと思いますが

一言でいうならば…私は、今回の井上君のモーツァルト好きです
今までで、一番良かった

井上君は、どこか優等生っぽい雰囲気があって、
「モーツァルト」でも「ミー＆マイガール」でも、ちょっと無理があるような気がしてたの
なんか、役としっくりきてないっていうか…
でも、今回は、全然違う役との一体感があった

2月に、韓国で、ジュンスとパク・コニョンの2人を見てきた井上君。
きっと、いい刺激を受けてきたんでしょうね
ベテランのパク・コニョンと違って、ジュンスは、初ミュージカルで、
お芝居未経験なのに、彼のヴォルフガングは衝撃的だったかと…
少なくとも、私には衝撃だった
ヴォルフガング、そのものがいるっていう印象だった。

今回の井上君は、胸がしめつけられた。
え今まで、そうじゃないのかって？うーん少しだけって感じかなぁ。
今回は、井上君の感情の迸りをひしひしと感じた。
熱演といえば、それまでになるけど、そういう言葉じゃ表現しきれないのよね。

あと、涼風さんが、声の調子が絶好調なのか、いやぁ〜かなりの声量でしたね
正直、「そんなに、声出るんだ」と思った。
本当に、ドレスもよく似合っていて、光り輝く男爵夫人だった

そして、アンサンブルの方々。
前半は、「やっぱり、このくらいかなぁ〜」と思ったけど、
後半の方で、今まで聞いた事ないような爆発的なハーモニーで、鳥肌たったから
やるじゃん、東宝アンサンブルも
１人男性で、とてつもない声量の人がいた。
違う役をやってほしいくらい、声質も声量も良かったなぁ〜

祐一郎さんと市村さんは、きっと声が本調子じゃないと思うな
とはいえ、さすがベテラン。ここぞという時の歌い方は、凄かった。

市村さんと高橋さんのシーンは、１人の時も、デュエットでもしんみりする。
ヴォルフガングを思って、胸を痛める家族の気持ちが、じんわり染みてくる。

そうそう、吉野圭吾さんのシカネーダーは、所々お茶目な動きがあって、
より一層楽しめました

阿知波のコンスタンツェ母も、いい感じ
そして、コンスタンツェの島袋さん。
さすがに、初めてじゃないだけに、以前より遥かにいいですねぇ

演出家の小池さんも、韓国版を見て、色々と刺激を受けたと思う。
きっと、カンパニーのみんなに、はっぱをかけたに違いない
だって、本当に、なんだか舞台全体から出てくるパワーが違うんだもん。
12月に見る山崎君ヴォルフガングも、楽しみ